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アダルトビデオも熟女ものが流行っていますが、恋愛映画も熟女ブームが反映しているのだろうか
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投稿者 TORA 日時 2005 年 7 月 18 日 15:24:32: CP1Vgnax47n1s
 

株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu99.htm
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竹内結子主演「いま、会いにゆきます」と秋吉久美子
主演「透光の樹」 CGがアメリカ映画をダメにした。

2005年7月18日 月曜日

◆『いま、会いにゆきます』60点(100点満点中) 超映画批評
http://movie.maeda-y.com/movie/00407.htm

市川拓司の同名ベストセラーの映画化。原作は口コミを中心に30万部突破というロングランヒット中であり、そんな背景からこの映画も『世界の中心で、愛をさけぶ』の再来などといわれている。(別名二番煎じ)

主人公は愛する妻(竹内結子)に先立たれ、小学生の息子と二人で暮らしている父親(中村獅童)。彼は障害を持っているため家事が満足にできないが、理解ある息子と支えあって生きていた。そんなある日、息子の遊び場である廃屋に死んだはずの妻が一切の記憶を失って現れる。

妻が生前息子に残した絵本には、「私は雨の季節に現れ、雨の季節の終わりとともに去るの」と書いてある。彼女は梅雨の季節の間だけ、二人の前に戻ってきたのだ。この「奇跡」について、ストーリー上しっかりとした理由付けがしてあり、映画的なリアリティをもって成立しているところが上手い。

そんな「いま、会いにゆきます」は、愛にあふれた感動のファンタジードラマだが、実はちょいとおとなしい印象だ。もっとドカドカ泣かせてくれてもいい。ただ、よく「世界の中心で、愛をさけぶ」と比較されるが、あちらよりははるかに出来がいい。何よりストーリー、プロットがいい。見せ方が後一歩というだけの話だ。

とくに、真相部分の繰り返しがくどい。あの部分には余計なセリフや同じアングルの映像の重複などまったく不要だった。ここをもっとスマートに演出できれば、大化けする可能性はあった。残念なことこの上ない。

この物語はキャラクターが立っているので、演じる役者にとってもやりやすかっただろう。主要な3名はもちろんのこと、YOUや市川実日子ら脇役も光っている。終盤、梅雨明け時の二人の演技は泣かせる。

そして、何より本作のヒロイン竹内結子の存在感、これは相当なものがある。まさに「私の映画よ!」ってな感じで、あらゆるカットで彼女は美しく撮られている。とくに、キスされ顔のかわいらしさは超一級で、この映画を見れば多くの男性が一瞬で彼女に魅入られ、ファンになってしまうのではと思うほどの破壊力だ。

それにしても、この映画のタイトルはすばらしい。私は一ミステリファンとして、こういう大胆なタイトルをつける作者のセンスに心より感服する次第である。私としては、「セカチュー」なんかと比べるのはもったいないとすら思っている。「いま、会いにゆきます」は、誰もが楽しめるファンタジーとしてとてもいい。ごく一般的な人々にとって、かなり楽しめる映画であることは間違いないだろう。


◆『透光の樹』50点(100点満点中) 超映画批評
http://movie.maeda-y.com/movie/00410.htm

谷崎潤一郎賞を受賞した、高樹のぶ子の同名小説を秋吉久美子と永島敏行による濃厚なラブシーン満載で映画化。

舞台は古き町、金沢。主人公のCM制作会社社長(永島敏行)は、かつて思いを寄せた女性(秋吉久美子)と25年ぶりに再会する。彼女は変わらず美しかったが、借金と寝たきりの父に生活を圧迫されていた。援助を申し出る彼に彼女は、「私を買ってください」とこたえる。

援助交際オジサンオバサン版みたいなオープニングが目を引く。元々大好きだった彼女をそんな形で抱くところから始まる不思議な恋愛のお話だ。文学作品の映画化らしく、心に残るすばらしい台詞があり、金沢の透き通る空気を感じられる美しい映像がある。まあ、ストーリー自体は一歩間違うとただのアホ、みたいな荒唐無稽な内容だが、意外に退屈せず見ることができる。

一見、気品あるイメージなので、熟年熟女のカップルでも安心して映画館に入れるという特徴がある。しかし内容はR-18指定でエロエロ満載という、この上なく実用的な作品だ。

秋吉久美子&永島敏行のセックスシーンは5,6回ほど登場する。秋吉久美子は、とても50歳とは思えぬキュートな雰囲気で、スタイルも良い。胸もお尻も整ったヘアも実に綺麗だ。2年ぶりのセックスという場面設定での反応の演技などは、かなりリアリティがあって驚く。さすがはプライベートで26歳下の男の子とつきあっているだけの事はある。彼女を見ていると「恋は女性を魅力的にさせる理論」の正しさがわかるような気がしてくる。

そんなわけでこの「透光の樹」、オトナのカップルが楽しむ映画としてならば、オススメしておきたいと思う。特に、正規のお相手以外がいらっしゃる方などは、ぜひ誘ってみることをすすめておこう。


(私のコメント)
今日は三連休で今週から夏休みでレジャープランを立てている方もおられるでしょうが、金のない私はレンタルビデオ屋でDVDを借りて見るくらいしかレジャーはないのですが、大人でも楽しめる映画と大人でしか楽しめない映画をご紹介します。洋画もいいのですが、最近のアメリカ映画はCGばかりで嘘っぽくて暴力的で楽しめないものが多い。

アメリカは所詮新興国家だから文化的な蓄積もなく、ヨーロッパの文化も一世や二世にとっては彼らの故国でも四世五世ともなるとヨーロッパは外国でしかない。文化と言うのは歴史が積み重なって醸成されるものだからネタが切れてしまうとリメイク物しかネタがなくなってしまう。だから最近のアメリカ映画は面白くなくなった。

「いま、会いにゆきます」と「透光の樹」は去年の11月に公開された映画ですが、最近DVDでも売り出されてレンタルビデオ屋でもレンタルされました。超映画批評の記事を紹介しますが、時間を無駄にしないためにも批評家にも評判のいいものを借りてみたほうがいいでしょう。ダメ映画とされた「世界の中心で、愛をさけぶ」は私が見ても駄作だった。

「いま、会いにゆきます」は傑作ではないけれど、アメリカでリメイクされるくらいだから、ファンタジーで竹内結子ファンならお勧めの映画です。日本の梅雨はじめじめした鬱陶しさもあるのですが、日本ならでの幻想的な風土のもとにもなっている。アメリカの西海岸のカラカラ天気のドライさとは対極的です。

原作の本は100万部を越すベストセラーになり本屋に行っても売り切れて無い本屋が多い。作品の発想自体は雨月物語や日本昔話的なのですが、それを現代風に小説にしたものでしょう。映画の中でも親子三人でトンネルをくぐって行くシーンがあるのですがタイムトンネルを意味しているのだろう。

キャスティング的には同い年の夫婦なのだから32歳の中村獅子堂と25歳の竹内結子では不自然なのですが、深津絵里とか常盤貴子とか中山美穂あたりのほうが年齢的には適役だっただろう。しかし大学生時代の場面も多いので、その辺を考慮したのでしょう。映画の中では絵本の物語もストーリーの伏線になっているので、映画自体は幻想的な現代の童話のような映画だ。

「透光の樹」は奥様向けのメロドラマですが、テレビでは放映できないようなHシーンも多くて、アダルトビデオを見飽きた人にも楽しめる内容だ。秋吉久美子は50歳なのにエロい体をおしげもなく披露していますが、とても二十代の息子がいる母親には見えない。アダルトビデオも熟女ものが流行っていますが、恋愛映画も熟女ブームが反映しているのだろうか。

ただ相手役の永島敏行はもうチョット二枚目の方がメロドラマらしくなっただろう。中年の二枚目役者でエロシーンも出来る役者となると役所広司とか舘ひろしとか神田正輝あたりのほうが似合いだと思う。こう考えると昔は50代というと初老の歳でしたが、今では男も女も50代は男盛り女盛りの歳だという事でしょうか。

しかし50歳過ぎると病気で亡くなる人も出てきて、映画でも男のほうは癌で亡くなるのですが、まさに50代の不倫は命がけの恋になりかねない。ストーリー自体は昼メロそのものなのですが官能的なエロシーンだけでも楽しめるし、50歳でもあれだけ美しい体を見せられると、中年女性もがんばれば美しさは保てるという自信が湧いてくるだろう。

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