★阿修羅♪ > 雑談専用13 > 977.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
なぜ、役場(役所)の給料は高いのか?
バブルの頃、彼らの給料は低いといわれてきた。
本当に低かったのだろうか?
私は役所を定年し、民間企業へ再就職した者です。
文書係という職員の出す書類の誤字脱字のチェックが仕事でした。(最後の8年間)
民間企業に就職し、自分の採算性を意識すると、民間企業は地方公務員程度の採算性よりずっと優秀に感じます。
自分の仕事を恥じてしまいました。
主幹(課長職)を最終に退職したわけですが、どんな取り繕いをしても、その仕事の質において、民間以上の仕事はしていません。
退職後、民間を見ての雑感ですが、役場(役所)の事務仕事は、最低賃金でも仕方ないくらいの採算性しか見出せないでしょう。
どうして、ボーナスがもらえるのかを考えたことも無かったのですが、自分の仕事を振り返ると、そんな価値もなかったのではないかと考えさせられます。
公金を所得とする者が、その採算を無視し、高給とステータスを得るのは間違いではなかったかと考えてしまいます。
現場の特殊技能を必要としない職員の給与は、民間と照らして、絶対に多い。
それこそ、給与を半分にして、職員を倍にし、一人当たりの採算を向上させ、余剰人員には、公共の場でのボランティア的職務を与えればいいのではないかと思うようになりました。
民間と地方公務員の年収比較ではなく、仕事量の比較にこそ意味があるのではないでしょうか?
退職したからいえる事かも知れませんが、高校卒業後、地方公務員としてしか社会を見てこなかった私には、民間で頑張るサラリーマンが、とても重い仕事をしているように感じます。
でもそれは普通の事で、公務員の意味のない厚遇こそ不条理なんだと感じています。
十数兆円の増税が必要との事ですが、警察の裏金や公務員の待遇見直し、無駄な公金支出などを完全に遂行できれば、穴埋めできるのではないかとさえ思います。