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(回答先: スター・ウォーズ「エピソード3」は、反ブッシュ映画? 投稿者 World Watcher 日時 2005 年 6 月 20 日 16:29:31)
実は私の身内が、以前ジョージ・ルーカスが経営する「ルーカス・フィルム」でCGの制作をしていたことがあり、色々と話を聞いたことがありますが、今回のこの投稿を読んで、「彼のやりそうなことだ」と思いました。
彼は、小さいときから大変苦労したので、他人に対して大変思いやりがあり、歴史や社会学が好きで、常に社会の底辺から物を眺めるような人だそうです。
彼のスタジオがあるサン・ラファエルという町は、サンフランシスコからゴールデン・ゲイト・ブリッジを渡り、車で約30,40分位の所にありますが、ベイ・エリアと呼ばれるこの地域にはリベラルな気風で有名なカリフォルニア大学バークレー校などもあり、アメリカでも恐らく最も革新的な地域のひとつともいわれています。
人々の社会的意識も非常に高く、9.11の後の14日、アメリカ連邦議会はブッシュ大統領に報復戦争の「必要で適切なあらゆる軍事力」を行使する権限を与える決議を採択しましたが、ただ一人だけこれに反対したのがこのバークレー、オークランドなどの地域(アラメダ・カウンティー)選出の黒人女性・バーバラ・リー下院議員だったのです(上院は全会一致。けれど下院は420 対 1 )。
http://park.zero.ad.jp/yuyujp/barbara.htm
「イラク攻撃反対」の集会も全米で1,2を争う位に早かったと記憶しています。
現在、彼の住む地域一体(マリン・カウンティー)をハリウッドに負けない映画の町にしようと彼が中心になって頑張っていると聞きました。
正面切って、「反ブッシュ」とはいえないかもしれませんが、芸術家としてぎりぎりの線で「反体制」の姿勢は崩していないのではないかと推測していますが・・・。