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(回答先: ありがとうございます 投稿者 happyblue 日時 2005 年 6 月 11 日 08:34:58)
「闘争が必要だ。」
そうですね。
今の医療、憲法、他のもの、今より悪くならないためには、常に闘わなければならないのか。この平成の現実がそう言って来る。
親の世代が、我々に残してくれたもの、これは、彼らが炎の中をくぐって得た権利、昭和10年代の、玄関から入って奥までせんべい布団一枚しかない家の生活から勝ち取った。彼らから、安保闘争、インターン制度廃止、全共闘、革新行政の実現、公害行政、老人医療の無料化、常に闘ってきた、と言われた。若い者は何をしてるんだとも言われてる。
生まれた時に既にそれらがあった豊かな世代、憲法や制度が自分を護ってくれると、それらを不滅のダイヤのように私は思い違ってたかもしれない。これらは、護らなければ失うものだったんだ。これらの大切なものは、行政が与えてくれたわけでもなんでもないのに、甘かった。
それらを無くしたいと思っている勢力は、常に権力の中にこそいる。
戦争の悲惨を経ずには得られなかった主権在民や文化的な生活を営む権利は、彼らと闘わなければ、彼らによって再び奪い去られてしまう。彼らの意図は、この数年に新しく成立した法律にあからさまに出ている。今在る憲法でさえ、彼らは護る事をよしとしていない。こちらに油断があればいつでも切り崩しに来る。
闘わなければ、必ず我々の生活は後退する。それを忘れてた。どんどん足元の土地を削り取っていかれてる。もうすでに崖っぷちだ。護りたいなら、彼らと闘わなきゃならない、常に。そういうことなんだ。闘争は、過去のことではなかった。
私自身は選挙を棄権したこともない。体制側の暴走を押えるため、反対勢力が何時もある程度の力を持っていなければならない、と言われて育った私は、選んだ人が当選した事もないが。医療費の自己負担が免除から1割に、2割から3割に、引き上げられても、自民党を勝たせているようでは、やつらに完全に舐められる。
イラク戦争に反対してデモにも参加してみた。ビラまきもしてみた。抗議のファックスもした。阿修羅のようなところに参加もしてみた。一回や2回じゃ駄目で、繰り返し繰り返し声を挙げ続けよ、と言われる。うん、わかった、、、
そこから先が。どう戦うのか、具体的によく解らなかったりする。
「声を上げることだ」、それは正しい。それは、一応やってる。小さいけど。
同業種の中で、お互い「そうだよ」と言い合っただけでは、他の人(その集団に属さない人々)にちっとも理解されない。重要な提案も影響力としては弱くて、不満足だった。今なら、オープンな、インターネットのような場所で、たとえ未熟でも発言することに、事態打開のための一歩がある。と思ってはいるんだけど、「共謀法」「改憲」のような、国民生活全体に関る危急の事態に、声を上げた、だけでは覚束ない、土壇場まで追い詰められてると、ヒリヒリと感じている。ここを押し切られたら、これから先の自分の存在があやしくなると感じている。誰かが、やってくれるだろうでは、すまないとも思っている。
かといって、自分の仕事を抑圧してまでやっては、足が宙に浮いてしまう。(仕事中に居眠りしそうになって、どないするねん!)
何をしようか。
ヒントはこの阿修羅にもいっぱい落ちてるとは、思うのだが、、、