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ティモシー・コリンズ氏の話をサンデー・プロジェクトでやっていましたが、日本の思考停止管理職に比べ「考え方が一枚も二枚も上」との印象を持ちました。
ハッキリ言って「日本の経営者の下で働くよりも、労働者としては『働きがいを感じる』でしょう。」何よりも「職員を切るようなリストラはするな」という考え方が「当たり前ですが、日本の思考停止管理職には無い」考え方です。
苦しい時はどんな組織でも起こり得るのですが、日本の考え方は「弱者虐め論、不平を言わない部署へのしわ寄せ論」というトカゲの尻尾切り的考察がまかり通る方向ですが、それは根本的解決には繋がらず、無限の縮小再生産の道に陥る事になるわけです。
それは、大抵の場合「その切り捨てられる部門が一番利益に直結している部門」であるからです。残るのは口が上手いだけの働くのが嫌いな人ばかりなので当然の帰結です。
ティモシー・コリンズ氏は最初は日本の小さい生産業を買収したそうですが、この辺も日本の思考停止者とは一線を隔しています。実際に日本が世界に誇れるのは「中小生産業」なのです。そこを省みようとしない日本の肩書き主義に惑わせられないで「本質を見抜いている証拠」です。大型産業など、技術もへったくれも無く、どこの国だって大差無いのです。仕事をするのは実質的には機械です。日本がこれまで儲けていたのは「勤務時間を守らない労働者の献身」に寄るところが大きいでしょう。
小泉行革に何となく従って付いていくというような、考えることを放棄した現在の支配階級では、到底太刀打ちできる訳がありません。
今まさに本格化しようとしているグローバニリズムと呼ばれる「第一次世界経済戦争」ですが、既に勝負は付いているというと言うべきです。
本来、日本は多少のプライドとか自分を偉そうに見せたいというような虚栄心のような感情を抑え、アジア外交にして経済基盤の強化をして「アメリカに対して覇を競わなければいけない」のでしょうが、やっていることは、隣の国との喧嘩と「戦力となる企業戦士の虐め行為」
これを思考停止と言わずに「思考停止」を使う事は無い。