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(回答先: 現状として、哲学はその役割に対し若干力に欠けています。(物性論に、意味論を合わせる、方法論) 投稿者 乃依 日時 2005 年 6 月 06 日 20:06:40)
いやあ、正直いいましてね(こういう言い方はお嫌いかも知れませんが)、
乃依さんと如往さんには哲学者の風情を感じ、一目も二目も置いているのですよ。
ODAウォッチャーさんにもただならぬものを感じておりますが。
この阿修羅掲示板には哲学者と情報収集のプロがいて大変勉強になります。
>現状として、哲学はその役割に対し若干力に欠けています。
そうなんですね。
私は、フッサールやウィトゲンシュタインがあえて
現象学という事を主張した意味は何なのかと思うのですけどね。
難解で分かりませんわあ。
哲学の危機を感じ、建て直しを図ったって気はしているのですが。
その危機とは、観念論と唯物論という二項対立図式に対する危機感では無かったのかなど勝手に思っております。
実存主義も結局、精神現象学ではなかったかなどです。
>(物性論に、意味論を合わせる、方法論)
この意味が分かりません。
乃依さん、こんな検索の転載もダメですかね?
【物性論】
物性論の目的は、物質、特に固体の持つ様々な性質(電気的性質、磁気的性質、等々)の起源を解析するとともに、より高度な機能を発現させるための物質設計指針を得ることにある。本講義では波数空間やバンド構造といった物性論の基礎概念を修得させ、それらが我々の知る身近な物性とどのように関わっているかを概説する。
http://www.t.u-tokyo.ac.jp/esp/kozoka/kamoku/guidance/SyllabusData/70/700171.htm
【物性論】
http://www.google.com/search?hl=ja&q=%E7%89%A9%E6%80%A7%E8%AB%96&btnG=Google+%E6%A4%9C%E7%B4%A2&lr=
いみろん 2 【意味論】
〔semantics〕
(1)〔言〕 言語の意味現象を研究する分野。意味の本質探究、意味構造の分析、意味変化の原因・類型の分析などを行う。意義学。
(2)〔論〕 記号論の一分科。記号とそれが指し示す対象や事態との間の関係を取り扱う。特に論理学では、記号の解釈と真理概念を扱う分野を指す。
http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=%B0%D5%CC%A3%CF%C0&kind=&mode=0&jn.x=33&jn.y=7
>http://www.asyura2.com/0505/idletalk13/msg/514.html
>投稿者 乃依 日時 2005 年 6 月 06 日 20:06:40: YTmYN2QYOSlOI
>(回答先: あらゆる現象に説明を与えるのが哲学の役割なのでは無いでしょうか? >>投稿者 ワヤクチャ 日時 2005 年 6 月 06 日 14:51:34)
>あらゆる現象に説明を与えるのが哲学の役割なのでは無いでしょうか?
>現状として、哲学は力不足です。
そうなんですか?
私には哲学というのは全ての人の頭に既にあるものであり後は摺り合わせの作業をするだけだと思っているのですが。
だから、対話によって自分自身の世界観をよりリアルにする無限の作業があるだけのように思えるのです。
そして、なるべくならばこの世にある現象を効率よく収集し評価を下す能力を付けれればいいかななんて思うのです。
>>最も簡単に申し上げますと、より多くの現象の把握こそがよりリアルな世界観を形>>成する基礎であるという事です。
>>もちろん、ただただ現象を数多く集めるだけでは世界の本質を考察する事にはなり>>ません。
>>現象を多く集めた後では得られた全ての現象同士で矛盾が無い形での統一的世界観>>に再構築する必要があります。
>>こういう作業を延々とやっていくしか無いと思っております。
>>真理に至る道には膨大な仕事が待ち受けているのです。
>私もまた、その方針に近いものでやってきました。
そうなんですね。
>哲学を元に、体系的分析を進めることを、科学と呼びます。
この「体系」というものがまた曲者のような気がするんですけどね。
たいけい 0 【体系】
(1)個々のものを秩序づけて統一した組織の全体。
(2)〔哲〕〔system〕一定の原理に基づいて構成され、内的整合性をもっている科学的あるいは哲学的命題の集合。システム。系。
http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=%C2%CE%B7%CF&kind=jn&mode=0&jn.x=15&jn.y=8
体系を作ろうという意志は、
最も常識的に「真」だと考えられている論理を土台にして比較的簡単に体系を作ろうと
してしまうものではないか?とかですね。
「日本を守るのは日本人の義務だ。」という事を土台にした方が体系は作りやすいという事ですよ。
むしろ、真理や目指すべきものというのは安直な「体系」を批判する事から得られるような気がしているのです。
これが、脱構築だと思っているのですが。
だつこうちく 3 【脱構築】
〔(フランス) dconstruction〕フランスの哲学者デリダの用語。形而上学の仕組みを解体し、その可能性の要素を抽出して再構築を試みる哲学的思考の方法。デコンストラクション。
http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=%C3%A6%B9%BD%C3%DB&kind=jn&mode=0&jn.x=21&jn.y=14
>私の用いるところの、手法というか認識論は、
>物性論に、意味論を合わせたような、方法論です。
これが、よく分かりません。
>利点は、資本主義社会や日本の特有な保守主義に対応しやすいというところです。
そうなんですか?
でも、分かりません。
>各種の唯物論よりは、やや振れ幅が大きく、複雑ではあります。
そうなんですね。
「振れ幅」とは?
ゆいぶつ-ろん 4 【唯物論】
〔哲〕〔materialism〕物質を根本的実在とし、精神や意識をも物質に還元してとらえる考え。唯物論的思想は古代ギリシャ初期、中国・インドなどにも現れているが、近代以後では一八世紀フランスの機械的唯物論、一九世紀のマルクスの弁証法的唯物論などが代表的。マテリアリズム。
⇔唯心論
→観念論
http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=%CD%A3%CA%AA%CF%C0&kind=jn&mode=0&jn.x=21&jn.y=11
>如往さん、にとってはそこが、少し信頼に耐えないと思われる箇所なのでしょう。
そうなんですね。
やはり、その「少し信頼に耐えない」などの意味が分かりません。
また、ぼちぼち教えてやってくださいな。
無断転載に関する議論はやっていきたいです。
この阿修羅掲示板にとって由々しき問題ですもね。
私も非常に後ろめたいのです。