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(回答先: Re: もし機会があれば他の所でまたできませんかね。>状況次第ですね〜 投稿者 考察者K 日時 2005 年 5 月 07 日 09:53:12)
横レスですが、ちょぉ〜っと待った!!
>郵政民営化が国会通ってしまえば、あのHPは無意味になってしまうのです。
いやいや、そんなことを言っちゃ〜いけませんよ、Kさん。
実は、この間こっそり行って「郵政民営化反対」に一票入れておいたクチなんですが、
意見を書いてはいなかったので・・・。
民営化が可決したからと言って、あのHPが無意味になってしまうとは思えません。
私も、例えばどこかでKさんが書いていたように、戦争と東京裁判で負けたのだから、
事実を受け入れる事が大事でぐちゃぐちゃまぜっかえすのは意味がない、というよう
な考えには頷けます。
ですが、ある結果(既成事実)が、何もかも正しい結果を生むとは限りませんよね。
東京裁判の手続きに問題があったのではないか、という問題意識を持ち続ける
こと自体が、マイナスの結果を生むとは思えないのです(「自体が」と書いたのは、
その東京裁判の手続きの正等性に問題があったことが、靖国参拝の正当性に繋がった、
などというような、「最初から強引に感情的な結論に結びつける為に近視眼的な理由
付けに利用されている、というような間の根拠が見当たらない結論」に結びつかない
限りは、という意味においてです)。
問題意識を捨ててしまえば、過去の事実を考えたり学んだりする機会自体も捨てて
しまうことになりうるのでは。
もし、何年か後に、結局民営化には問題がない(或いは大して大きな問題は起きな
かった)などということが明確になったなら、それまでの本当に問題意識(サイトも)
をに棄却すればいい(いつまでも同じことに拘るのが健全ということでもないでしょう
し)ということなら言えるかも知れませんが。みんな民営化の恩恵を享受する結果と
なって、それ以外の古い論理には一部のへそ曲がりしか与しない、などという結果に
なれば、ああいうサイトに関心を持って来る人もいなくなるでしょうし。
例えば「消費税導入(や増税)が国会を通過して、既成事実になってしまった。
最初は反対していた政党や商店会も、結局は慣れてしまったしまあなんとかなってるし
今更何か不満を述べてもどうせ届かないんだろうからな」と言って諦め、消費税導入
は「結局正しい、平等な選択だった」と無理矢理開き直って(諦めて)飲み込むなどと
いう姿勢が本当に正しいとは思えません(私は、今だに消費税反対、或いは苦情を訴え
ている店主に何人も会ったことがあります。まあ、今でも本気で運動を続けている人
はあまりいないようですが。もちろん、逆に昔は反対していたけれど、結果論として
は導入されて良かった、と言っている人とも会話したことがあります。そして、最初
に書いたような、明らかに無理をして飲み込んでいるような人も・・・)。
イラク戦争や、自衛隊のイラク派遣、或いは「とっくの昔」に総理の座についている
小泉が適任かどうかを問う声(新聞や雑誌への投稿や、デモや、集会なども含む)、
は盛り上がるタイミングはともかく今でも根強くありますよね。この阿修羅でだって
メイン議論といってもいいほどに)。他にも、盗聴法や、個人情報保護法など、既に
通過してしまっている(マイナーな法案も含めれば、既成事実を問題視する声は、有
識者の論文等も含めてインターネットの中にも数限りなくあります)法案に対する問
題提起や反対意見はどれについても「無意味」ではないと思っています(個人的な関
心の強い弱いは別として)。
*************
などと、無責任に待ったをかけてしまいましたが、本当はサイトを続けるのも閉鎖す
るのも、Kさんの自由だと思っています。
サイトを運営するのが大変なことも事実ですし、自分の中でいろいろな変化が起こり
うることを予想すれば、一つの問題意識を掲げ続けるのも責任が行き届かなくなる
恐れがある(強烈な運動家や公約を掲げた政治家、というのでもなければ)。
でも、もう少しの間、この議論を掲げる草の根でいることはできませんか。
大切な(ひょっとしたら国の存亡に関わる大きな問題の)論点なのだから、続けて
くれた方がありがたいと思う人も多いんじゃないでしょうか?
などと欲目から来る提案は、一応させていただきます(笑)が、いかがでしょうか
(私だって、本当のことを言えば多分ニュースなどを見て思い出した時にしか例のサ
イトは覗かないでしょうし、テーマの幅も広くはない分常連にはならない可能性も高
いと思います。だから、単純に「オンデマンドをキープしておいて欲しい」程度の結
構無責任な提案に過ぎないので、あまり重く受け取られなくても構いません)。
郵政民営化の事に限らず、最近のKさんの提供してくれている視点や情報は、私にと
ってとても感心させられ、考えさせられるものが多いのです。
現場の声を集めてくる姿勢も、とてもジャーナリスティックだと思いましたし、以前
はもうちょっとオタク的な人かな(失礼!)?などと思っていたのですが、今では
「阿修羅屈指のジャーナリストじゃん」ぐらいに思えてしまう時がある程です。
とは言っても、本当にプレッシャーには受け取らないで下さい。
今まで阿修羅に書いてくれたものだけでも、充分感謝していますので。