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(回答先: リバプール20年ぶり決勝進出/欧州チャンピオンズリーグ 投稿者 中田英寿 日時 2005 年 5 月 04 日 11:25:50)
信念に支えられたリバプール
2005年5月3日(火)
チェルシーFCとのUEFAチャンピオンズリーグ準決勝に辛勝し、リバプールFCのラファエル・ベニテス監督は、チームの激しいプレー、観客からの素晴らしいサポート、そして信念を勝因に挙げた。ジョゼ・モウリーニョ監督率いるチェルシーは、4月27日の第1戦をスコアレスドローで終え、プレミアシップ王者となったばかりだった。しかし、この敵地アンフィールドでの第2戦は、ルイス・ガルシアに許した序盤の1点で惜敗。5月25日にイスタンブールで行なわれる決勝への切符は、リバプールに譲ることとなった。
リバプールのラファエル・ベニテス監督
激しいプレーに徹し、われわれのサポーターが見守る中、最後まで信念を貫き通したことが勝因だ。サポーターから声援を受けると、苦しくてもあと1歩が踏み出せるもの。そうした中で、第1戦と同じく素晴らしい試合を見せることができた。これで決勝に進出した。本当に良くやったと思う。チェルシーはファンタスティックなチームだが、われわれは最後まで激しく戦い、強い精神力を持ってプレーし続けた。96分間もハイテンポなプレーを続けるのは難しいことだが、このスタジアムの観衆は、欧州一のサポーターたちかもしれない。決勝に勝ち残るチームが生まれたことは、イングランド・サッカー界にとっても素晴らしい結果。優勝候補に挙がっていたチームは、ことごとく敗れ去っている。ユベントス(FC)、バイヤー(04)・レバークーゼン、そしてチェルシーを倒したわれわれなら、ACミランでもPSVアイントホーフェンでも、倒せないはずはない。
チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督
最高のチームが敗れた。リバプールが序盤に得点したことにより、その後は片方のチームだけがプレーを続け、もう一方が守り続ける展開となった。その戦術に対する不満などない。あれがラファ(ベニテス監督)の作戦だ。彼らは思惑通りのプレーを続け、激しく戦った。その点については、相手を称賛しなければならない。彼らは戦い、戦い、戦って戦った。決勝へ進んだリバプールには、優勝してもらいたいと心から思う。ここの観衆も素晴らしく、結果を左右する要因となっていたかもしれない。決勝でプレーできないのは残念だが、私の選手たちを誇りに思う。今季は四つの大会を戦い、その内二つの栄冠を勝ち取った。つまり、良いシーズンだったということだ。とはいえ、明日にはまた新たな1日が始まる。明日から来季への準備を進めていく。
リバプールのDFジェイミー・キャラガー
こうした試合から得てきた教訓を生かせた。ここ数年間は失敗し続けてきたが、あの頂点に再び返り咲きたいと思う。今夜はその感覚と、一つの歴史を作るチャンスを手に入れた。非常に素晴らしいことだが、まだ準決勝だ。栄冠を勝ち取ったわけではない。
リバプールのMFスティーブン・ジェラード
ジェイミー・キャラガーが素晴らしく、信じられないパフォーマンスを見せてくれた。チェルシーは良く戦ったが、われわれも良く守り、少しばかりの幸運にもうまく助けられた。これで決勝に進出することになったが、それが一番大切なことだ。
http://jp.uefa.com/competitions/UCL/fixturesresults/round=1971/match=1086478/Report=RW.html