現在地 HOME > 雑談専用13 > 160.html
★阿修羅♪
|
現在地 HOME > 雑談専用13 > 160.html
★阿修羅♪
|
|
| Tweet |
(回答先: 全く間違った主張です。どうもＫは見損なったようです。 投稿者 考察者Ｋ 日時 2005 年 4 月 22 日 07:05:10)
考察者Ｋさん、お付き合いありがとうございます。
【>風のようにさん どうもＫは風のようにさんを見損なっていたようです。】
考察者Ｋさんの人物評価は観る者にとっては非常に楽しいですが、人をあるカテゴリーに嵌め込むと、それは自分の思考をカテゴリーに嵌めこみ制限し、思い込み・先入観・固定観念等の「思考停止」状態を作り上げると私は思っております。人は流動的であり、程度の差は、単位のない無数的なものであると私は思っております。
さて、私は、
【「自分の環境の改善をしようとするな、気に入らないのなら出て行け」と言っているのと同じです。】
とは書いていないつもりですが、誤解を与えてしまった様ですので、ご説明させて頂きます。
“自らの”意思で自分の環境の改善をしようとする事、それ自体は「犠牲者意識を持たない生き方」に繋がるものだと思っております。
ただ多くの人は、そこに犠牲者意識を付随させて、他人が自分の思った通りに改善してくれないと嘆き悲しみ、不平不満を募らせ、つらい日々を過ごしているというのが現状だと思っております。
【人間は環境を引き寄せる事ができる存在であり、その為に努力ができる存在です。】
と、考察者Ｋさんも言われるように人間には自分の改善したい事（物）を引き寄せる力があると私も思っております。
ただし多くの人は、自分が改善したいと思っている外側の状況を、いつまでも他人の責任にし、本来の自分の改善し変える力を放棄し、他人にすべてを預けてしまっていると私は思っております。
またここでは、他人に任せる事や協力してもらう事、そのものが「犠牲者意識」であると言っているのではなく、他人に任せた“結果”に対して、他人に問題の責任があると感じる意識を「犠牲者意識」であると言っております。
そして自分が外側を変えたいと考え、それが自分の力（考え）だけでは不都合が生じ、他人の協力も得られないときは、いつまでもその外側にしがみ付かずに、その外側の関係を違うものに変えるという選択も可能であると言いたいのです。
例えば、会社に勤務している人が、その会社の仕事は本来の自分のやりたい仕事ではないのに、いつまでも忙しく働かされると嘆き、そしてそれを改善する努力を試みたが、会社は自分の思った仕事をしてくれないと嘆くならば、その会社を辞め、自分の思う仕事をするという選択肢も可能だと思っております。それができない人が多いのは、それとは違ったまた別の外側の“何か”（金・家族・権力）に執着し、その関係を絶つ事に不安と恐怖を感じているからであり、結果いつまでもその執着したものの為に悩まされているのが現状だと思っております。そして、その執着を切る勇気がないのであれば、現状の結果は誰の責任でもなく、自分の責任だと思っているだけです。それが誰の責任になると言うのでしょうか。
また私は、ある外側の“何か” に執着しないという選択は、結果としてある外側の“何か”を確固たるものとして自分に引き寄せる選択ができるものだとも思っております。
つまり外側を変えたい時は、自分の内側を変える事が必要だと私は思っております。
▼考察者Ｋさん
【人間、生まれた時と場所、生まれた時代と環境などは「自分では選べません」
自分に障害と感じる事があるならば「改善を求めるのが人間」です。それを「不満は飲み込んで諦めなさい。全ては自己責任です。」などというのは、死刑囚のケアの時だけで十分でしょう。
人間から諦めを引き出し、考察力を奪い、社会の中の適合分子として洗脳するかのような、自己責任帰結論は絶対に認められません。】
勿論、「生まれた時と場所、生まれた時代と環境」等は、今の自分の意識が選んで来たとは感じられないと思います。
改善できるならば、改善します。それは犠牲者意識ではありません。
しかし、自らの思う様に改善できない時に、それを自分の外側の責任にするということが「犠牲者意識」であり、そして「生まれた時と場所」が悪いからと嘆き、「生まれた時代と環境」が悪いからと嘆き、自分の意識の外側の“何か”のせいにし続け、いつまでもそれに自分の力（可能性）を依存し預けてしまって、結果自分の外側を改善し、変えることができないでいるというのが現状だと思っております。
誤解されるかもしれませんが、もし「生まれた時と場所、生まれた時代と環境」等がどうしても自分には耐えることができなく、自分は弱く、このつらいと思える経験を生かすことができないと考えるなら、死ぬという選択も可能だと思います。
しかし、自分が死なないと決めたのなら、その経験から何かを見出そうと決めたのなら、いつまでもその状況に自分の力を預けるという「犠牲者意識」を感じ「自分には自分を幸せに出来る力を持ち合わせていない」と定義し続けることを止めたほうが、問題の解決への近道ではないかと私は思っております。
▼考察者Ｋさん
【人間は環境を引き寄せる事ができる存在であり、その為に努力ができる存在です。
仮に、自分には引き寄せられなくとも、自分の後継者・次世代の為に「改善の為にできうる限りの努力をする事、する考え方」こそが、人間として正しい生き方でしょう。】
「人間として正しい生き方」というのは、ないと思っております。「人間として正しい生き方」だと判断しているそれぞれの意識が在るだけだと思っております。
私は「犠牲者意識を持たない生き方」が、「人間として正しい生き方」とは決して思ってはおりません。ひとつの存在のあり方だと思って、自分の為に提示しているだけです。
また、「自分の後継者・次世代の為に」というのは、あくまでも主観的なものに頼らざるを得ないため、「思い込み」だけが先行し、結果として自分の思い描いた方向性とは逆になる場合が多いです。また「思い込み」は新たな犠牲者意識を生み出します。
「自分の後継者・次世代の為」に改善するのではなく、「自分自身の為」に改善する事が、結果として、「自分の後継者・次世代“自身の”為」の環境になるのだと私は思っております。
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。