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(回答先: デラシネさん、Narongchaiさん、バルタン星人さん。 投稿者 竹中半兵衛 日時 2005 年 7 月 08 日 05:44:12)
Narongchaiさんも移動が多く、けっこうニアムスを経験されているのでは?
小生などは9.11発生時、米国某所に向かうUA機上で酔っ払っておりました。
目的地にタッチダウンした直後に機内アナウンスがあり、空港は閉鎖されているので、入国したら速やかに(空港から)退避せよと。
あの時は迂闊にも、米ドルの現金を全く携帯せずに降り立ってしまったので、空港周辺を汗みどろになってVISAのキャッシュディスペンサーを探し駆けずり回ったものです。(両替所も閉鎖されていた。)
なんとか小額の現金を入手し、市内に出てから新聞買って初めて事態を知り、炎天下で冷たい汗を流した記憶があります。
新聞第一面は噴煙をあげるWTCの写真上に、“UN UNDER WAR”大見出しが貼りついておりました。
マドリー爆破テロの時も、胸が張り裂けそうになりました。
住んだ期間は2年弱と短かったものの、小生にとってはロンドン以上に“第二の故郷”でありますから。
知人は全員無事でしたが・・。
小生が住んでいた当時のマドリーは、ヨーロッパで最も安全な都市のひとつであり、ラストロ以外の場所ではコソ泥にすら注意を払わず暮らしていたものです。
プラド美術館そばのレティロ公園で、靴を脱いで昼寝をしていると、誰かがチョンチョンと肩をつつく。
薄目をあけるとお巡りさんで、「盗まれるから、ちゃんと靴はいて寝たほうがいいよ」とわざわざ注意してくれて。
ほんとうに人のよさげな、靴一足をほんとうに心配してくれた、あの若いお巡りさんの目が忘れられない・・。
と、ここまで書いて、Narongchaiさんのご投稿にレスしようとしたら、竹中の旦那のご投稿。
いやあ旦那は、ほんと〜によくわかっていらっしゃる。
>私感ですが、ヨーロッパ(イギリスも含む)はすでに露骨な植民地支配は終わりを告げ
>かつての宗主国としての責任を政治的には取らされている。
>ドイツもホロコーストの代償を払いつつある。だから一部を除けば国民も静かなもんですよ。
>イギリスではIRAもなんとか武装闘争をやめたばかり。
>なのに「労働党」ブレアーは何を間違えたか再び侵略で手を血に染めている。
>そんなことしてるからきな臭い、訳のわからんできごとが発生してしまう。
>西欧よ、静かに眠れ、と言ってあげたい。おっと、日本もね。
これだけは言っておきたい。
ヨーロッパの善良な庶民は、日本人以上にアメリカナイゼーションの痛みを被っておるのです。
・・ちょっくら、酒買ってきます。