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(回答先: Re: 雑考 投稿者 蘭心竹性 日時 2005 年 6 月 29 日 08:11:31)
蘭心竹性さん、レスをありがとうございます。
>市街地のゴミ拾いや深夜の繁華街の夜警なども行い、いままで得た収入の採算割れを防ごうと努めています。(ボランティアというよりは義務感からの行動)
素晴らしい御心掛けであると思います。さらに、この後(のち)は是非ホームレスの自立支援等も検討していただければと望んでいます。例えば、彼らがアパートを借りるための保証人や就職のための身元保証人になることは、公費から禄を得た人達にとって最も相応しい社会的還元の方法の一つではないでしょうか。勿論、思慮なく保証人にはならずに相手をよく見極めるのにも皆さんが人生で得た眼力を発揮して、新たな人間関係を築いていって欲しく思います。
>定年間近な公務員は、再就職のアテをOBに求める事が多いようです。そんな事情からか、私たちの話を真剣に聞く人も多いようです。
私は自身のキャリアの中で人事・採用関係業務に携わった期間が5年程あり、15,6名の公務員(警察官、自衛隊員、教師)出身の人達の面接をした経験があります。皆さんに共通しているのは定型業務を要望されることでした。強い意欲を買って2名ほど採用したのですが、結果的には失敗でした。二人共最後まで自ら進んで仕事を見つけ出そうとはしませんでしたし、否、見つけ出そうにもそうできなかったのかも知れません。何故なら、前職では殆んど仕事は与えられ、寧ろ与えられた以上の仕事をすることを制限されていたからです。こうした事実は両名共に退職の際の面接で判明したことです。
遺憾ながら民間企業では社内で仕事を見つけ出すべくコ−チングする余裕はありません。ある一定の期間が経過したならば、仕事を通じて職場での自分の居場所を探して行かざるを得ないのです。たとえ中途採用時にある一定の役職を約束されていても、取り急ぎ役職に相応しい仕事の質量をアウト・プットしていかなければ、通常はその場に居られなくなるでしょう。後輩を諭して民間に再就職するための意識転換を起させることは容易ではないかも知れませんが、自ら仕事を見出していこうとする姿勢は逸早く仕事仲間に認めてもらうためにも重要なポイントであると思います。
>「まず出来る事をやる」を合言葉に身近なところからはじめたところです。
サラリーマンにたいする増税が政府案件として浮上してきています。定年後のことではなく、今まさに現役のサラリーマンの負担が重くなろうとしていますが、蘭心竹性さん達はこの問題をどのように捉えられるでしょうか。確かに皆さんの姿勢の表わし方には難しいものがあると推察します。けれども、決して他人事ではないはずですし、たとえどんな形態になろうとも是非受けとめていただきたい問題です。
また、会いましょう。