★阿修羅♪ > 雑談専用13 > 1013.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
(回答先: 国家権力の弾圧を容認する考え方ですね。 投稿者 ワヤクチャ 日時 2005 年 6 月 29 日 12:42:53)
ワヤクチャさん どうもです。
【国家権力に全然抵抗していないじゃないですか?
攻撃に対して抵抗できなければ負けるだけでしょう?
米軍の武器に勝てるハズないからレジスタンスは勝てるハズの無い戦いをすべきでは無い。
イスラエルの軍事力に勝てるハズ無いから石を投げて抵抗をするべきでは無い。
よけいに攻撃されるだけだ。
というだけですね。】
と言う事ですが、Kは阿修羅に来た当初から下記のような意見です。
http://www.asyura2.com/0403/war52/msg/1049.html
過去、日本は第2次大戦で「天皇の決断で降伏する事ができました」
情報によれば「あと2日降伏が遅ければ、東京に原爆が落とされた」というのもあるようですが、それが事実なら、日本は意志決定機関を失い、下手をすると民族滅亡まで行った可能性すらあります。
Kは結果的に見ても、反戦の立場から見ても「降伏は正解だった」と思っています。
日本は降伏により思考を切り替えて、今日の屈辱より、明日への希望を目指し、驚異的なスピードで戦争の傷を癒し、経済戦争に置いてもアメリカと肩を並べる程になったのです。
ですから、イラクの戦士も早くそれに気付くべきだと思っています。
暫定政権の人だって、イラクを少しでも早く立ち直らせようと苦渋の選択の末に「降伏したフリ」をしている人も多いと思います。少なくとも、イラク国民の命を守る事を最優先に考え、戦争を終わらせようと考えるなら、それは一つの正しい選択です。
テロは「抵抗」と言う名で、善良な市民や、真実の報道の為に危険を承知でイラク入りしたジャーナリスト達をも巻き込んで、ただ、被害を大きくしています。
「宗教的信念」とは言いますが、彼らが命を捨てて守っているのは「宗教的指導者の生命財産」でしかありません。憑き物に憑かれているとしか思えません。
さて、本論に行きましょう。
君が代反対運動A(卒業式等で抵抗の姿勢を示すという手法を他の手法と区別するためにAとしておきます。)については「百害あって1利くらいしかない運動」という事は既にKは示しています。これをワヤクチャさんが認めるかどうかは別にして、論理的に論証しているとKは判断します。これにワヤクチャさんが反論するなら「Kの示した、マイナスの要素を失ってなお利益になるプラスの要素を示さなければなりません。」
Kとすると「それは、示されていない」と思います。しかし、これはKの主観であり、ワヤクチャさんの主張を「理解していない」というだけで、ワヤクチャさんの主観では「十分に示している」と思うかもしれません。
しかし、Kの主観ではKのしているのはワヤクチャさんへの「説得」で、ワヤクチャさんが行っているのは「切り替えし話法を駆使した説得の拒絶の強弁の繰り返し」だと思う訳です。
しかしながら、それではこの議論は平行線にしかなり得ないので、少し、ワヤクチャさんの主張を汲んで考察してみましょう。
おそらくですが、ワヤクチャさんは「Kが画期的な対案(Aの代替案)」を「ワヤクチャさんが納得できる形」で示さないとテコでも動かないという感じです。
前にも書きましたが、Kは全ての質問に既に回答を示していると考えていますが、どうもワヤクチャさんには通じていないようですので、もう少し示しておいた方が良いのでしょう。
Kの想像ではワヤクチャさんは下記のように考えていると思います。
1 君が代反対運動は「歌わない自由」を求める運動で天皇制度等を打ち破る意味においても、十分意義のある運動なので、後退する事は許されない。
2 このような運動を継続していく事が「日本の右傾化」を阻止する道であり、地道な努力がやがて実を結ぶのだ。(何故、そんな事が分からないのだ?)
3 効果的な代替案も示さずに「ただ、やめろ!」的な主張をするのは、マスコミに洗脳された大衆に埋没しようという意見であり。悪を見逃せという思想に繋がるので許されない。
4 (考察者Kは)何も分かっていないし、天皇制度についても君が代問題についても何も考えていない。社会党の事実上の消滅、公明党の転換という教訓から何も学んでいない。
5 (考察者Kの意見は)傍観者の意見で、現場の苦しみ、悲しみ、苦渋の選択と言った見えない部分を全く考慮せず、単純な損得勘定で判断をするという。無責任な意見でしかない。
まあ、こんな感じでしょう。違うところがあれば、指摘していただきたいが、少なくとも「主旨について、ワヤクチャさんの考えをこの程度は分かっている。そうでなければ『理解している』とは」言う事はできないと思っている。
そこまで分かっているなら、今までのKの主張は何なんだ?と思われるかもしれないが、その上でなおかつKは今までの主張をしているのである。
Kは思想団体が作り出した運動ではこれ以上の展望は望めないと思っています。何故なら、今まで運動してきたのにもかかわらず、依然として共産党さんの支持率は2〜3%程度なのが事実だからです。
一般サラリーマンと呼ばれる人の比率は約70%になるといわれています。本来ならば、労働者の意見を集約した「要求の達成を目指すのなら」限りなく70%に近い支持率になはずなのに、そうはならないのは「どこかに間違いがある」しかないとKは思います。
Kは傍観者を決め込んでいるわけではありません。もしそうならば、最初の段階でレスなど付けません。
「小さな親切大きなお世話」と言う言葉がありますが、一番利口な方法は関わり合いにならない事でしょう。どんな事でも関わり合いになれば、面倒が生じます。
思想家が作り出した理屈の上の運動にケチを付ければ、当然、反論があるのは分かっていました。
それを承知で付けたのですから、君が代問題に対する知識についてはそれなりに持っているし、それなりに考えて自分の判断を信じて行ったのです。
勿論、Kが全てを読み切っている訳ではなりませんし、思い違い、勘違い、誤った認識をしている可能性はありますが、今までの議論の中ではそれは提示されていないとKは思っています。
Kの意見が大衆迎合の運動の後退になる意見で、根拠もKの主観による「マイナスのイメージ」と言うのは誤魔化しだとKは思います。
良かれ悪かれ、多数派形成によって、選挙もしくは議決時に「比較多数」にならなければ、後は牛歩戦術的な時間延ばししかないのです。
その牛歩戦術についてもKは「負けを認めたら、無駄な抵抗をしないで、新たな視点で新たな戦術を模索すべきで、さっさと頭を切り替えるべき」と思っています。
過去を引きずって時代を受け入れないなどと言う抵抗運動は意味が無い運動なのだとKは思います。
それよりは、現実をキチンと受け入れ、冷静な分析から、意味と効力が期待できる運動への頭の切り替えの方が未来に望みが託せるでしょう。
絶望の先延ばしより、新たな希望の構築を模索するべきなのです。
この辺まで書いてもワヤクチャさんは「対案はどうした?」と思っていそうです。
前にも書きましたが、Kの今までの主張を構えずに理解しようと思って下されば、既に示している事は分かるはず、とも思うのですが・・・
少し、具体案を示さないと拉致が開かないようなので書いておきますが、Kの意見ではワヤクチャさんが「納得しようとしない限りは無駄」なのです。
Kは初期の段階で「作戦的退却」とか「しばらく封印」とか「あきらめたフリ」と言う対案を出しています。
それは「運動の後退」と捉えるのはワヤクチャさんの主観ですが、対案は対案です。
では「代替え案」を示せとおっしゃられそうです。
それにも「ネット利用」とか「テレビ利用」という案を既に示してあるのですが、本来的には、それを考えつくのがワヤクチャさんでない限り(ワヤクチャさんに発想の転換がなければ)Kの意見は、言葉の切り返しによって打ち落とされるだけで、決して「前向きに捉えて貰えないので無駄」だろうとも思います。
それでも、一個くらいは具体案を示しますか、「君が代問題を題材にした感動小説」を書く、もしくは書いて貰う。と言うような方法が考えられます。
人気作家に依頼し、ともかく感動するような物語を構築して貰い、エピソード的に君が代問題をちりばめるような工夫をすれば、多くの人が「問題点に気付き、疑問を持ってくれる」可能性は高いでしょう。勿論テクニックや流行などの関係で絶対成功するとは言いませんが、最近でも韓流ブームなども起こっていますし、仮にヨン様が「君が代問題」についてエピソード的にでも問題にすれば、処分を受け続けるだけで、全く先の見えないA運動よりは有効だと思います。
では、この辺で