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(回答先: 公開当時、或るユダヤ人が、この映画について言った言葉 西岡昌紀 投稿者 西岡昌紀 日時 2006 年 5 月 03 日 02:37:03)
西岡さん、お久しぶりです。そして、レスをありがとうございます。
『屋根の上のヴァイオリン弾き』を映画観で観たのが70年代初頭、観劇したのが70年代中頃ですから、想い起こせば随分昔のことになります。疎覚えですが、卒論か何かのリサーチの一環として映画を観たことは確かです。けれども、当時でも劇場公演のS席は7000円位しましたから、まだまだ薄給の身の社会人が何故大枚を払ってまで観たのか理由が思い当たりません。おそらく、デート・コースに設定されていたのかも、まぁそんなところでしょう。
>それを観た翌日、当時、私が英語を習って居たアメリカ人の家で、そのアメリカ人に「昨日、『屋根の上のヴァイオリン弾き』を見ました。」と言ったら、非常に暗い顔をしました。そして、少し沈黙した後で、彼が、「Very bad movie,isn’t it?(悪い映画だったでしょう?)」と言ったので、驚いた事を今も良く覚えて居ます。
>私にとって、恩人であったその人は、ユダヤ系アメリカ人でした。
>私にとって、彼のこの言葉は、私が、ユダヤ人社会は、単純ではない事を知る原点であった様な気がします。
まことに不躾でありますが、西岡さんにとり恩人であったユダヤ系アメリカ人の方が何故[Very bad movie]と評したのか、その理由は何だと推察されるのか、想わず西岡さんにお伺いしたくなりました。
「彼のこの言葉は、私が、ユダヤ人社会は、単純ではない事を知る原点であった様な気がします。」と振り返られてもいますように、アシュケナージ系かスファラディー系かによっても、またアメリカへの移住の経緯や信仰の深さによっても、ユダヤ人の中でも世界認識の在り様が違ってくることでしょう。さらに、『赤い楯』(広瀬隆)はロスチャイルド財閥との少なからざる関係性を示唆していますが、果たして政治的シオニストは 『屋根の上のヴァイオリン弾き』(原作)をどう評価し、あるいは本当にミュージカルの制作に何らかの関与をしていたのでしょうか。
西岡さんのご見解を賜ることができますならば、幸甚の至りに存じます。
また、会いましょう。