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『ヒトラー・ホロコースト神話検証』に新著を改題する。
以下は、その「はしがき」の抜粋である。
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近年、アメリカにおける公文書の研究によって、ホロコースト物語の悪役、ナチスドイツとヒトラーを育成したのは、ユダヤ資本とアメリカの財閥だったことが、ますます明らかになってきた。いわゆる「公式の歴史」は、根本から疑って掛かるべきなのである。
「ホロコースト神話」と並行して「ヒトラー神話」をも位置付ける必要があり、その材料は意外にも豊富である。
アメリカの公文書の情報公開は、機密の度によって、年限が異なる。ナチスドイツの関係は、機密度が高いから、まだ公開されていない公文書も多いである。それでも、これまでに、かなりの事実が明らかにされている。
日本では1985年に出版された『ヒトラーの金脈』では、アメリカの自動車王ヘンリー・フォードが大のユダヤ人嫌いでナチスに多額の献金をしていたこと、ヒトラーはむしろフォードに反ユダヤ主義を教えられ、「われわれはフォードを、アメリカにおいて力を伸ばしつつあるファシストの指導者として当てにする」などと絶賛していたことなども具体的に明らかにされていた。
『国際金融同盟 ナチスとアメリカ企業の陰謀』では、チェース・ナショナル銀行、ITT、RCA、フォード、GM、そしてスタンダード石油など、日本でも馴染みのあるアメリカの大企業を次々と登場させ、それにアメリカ大統領、財務省、司法省、商務省、国務省、軍部、そしてFBIまで絡めて、ナチスと複数のアメリカの大企業との間に密約があったことを解明してくれる。
『ヒトラーの金脈』には、つぎのような非常に興味深い記述もある。
《ドイツの最も重要なユダヤ系工業経営者が、いずれは崩壊することを期待して自分の金に依存させるために、ナチに金を与えさえした。(『ヒトラーの金脈』)》(了)
『ヒトラーの金脈』のアメリカ初版は一九七八年である。『国際金融同盟 ナチスとアメリカ企業の陰謀』のアメリカ初版は一九八三年である。
右の二冊の本には、登場しないアメリカの重要人物が、二〇年後、二〇〇三年になると、アメリカの有力紙の記事に登場した。現米大統領ブッシュの祖父、プレスコット・ブッシュと、鉄道王ハリマン財閥のアヴェレル(エイヴレル)・ハリマンである。
本書では「序章」で、この最新情報を、「大逆転・ホロコースト神話の悪役ナチ・ヒトラーをユダヤ資本が育成したことが判明」と題して紹介する。
この最新情報の冒頭部分だけを先に示すと、つぎのようである。
《Bush - Nazi Link Confirmed
【ブッシュとナチスの結びつきが確認された】
By John Buchanan
from The New Hampshire Gazette Vol. 248, No. 1, October 10, 2003
【『ニューハンプシャー・ガゼット』二〇〇三年一〇月一〇日付】
By John Buchanan
Exclusive to The New Hampshire Gazette
【ジョン・ブキャナン記者、『ニューハンプシャー・ガゼット』独占記事】
ワシントンDC発――全米マスコミが60年にもわたって見落とし、拒否さえしていたことだが、このたび暴露された国立公文書館と議会図書館の所蔵文書により、現職大統領ジョージ・W・ブッシュの祖父であるプレスコット・ブッシュが1926〜1942年にナチス軍拡・戦争体制の財政基盤のビジネスパートナーとしてだけでなく、それを支えた米国の銀行経営者としても暗躍していたことが明らかになった。当時、米国議会はプレスコット・ブッシュとその「敵国」の実業パートナーに厳しい対応をとっていた。
今回見つかった文書には、ブッシュとその仕事仲間が――連邦財務省とFBIの調査によれば――ドイツの産業資本家フリッツ・ティッセンと資金提携していた事実を隠そうとしていたと、はっきり記されている。鉄鋼石炭王ティッセンは1920年代なかばから個人的にヒットラーに財政支援を行い、ヒットラーがドイツ国内法や民主制を転覆して権力を掌握するのを手伝った人物である。さらにこの機密解除された公文書によれば、プレスコット・ブッシュと彼の仲間であるロウランド・ハリマン(当時の米国外交界のアイドルだったエイヴレル・ハリマンの弟)やジョージ・ハーバート・ウォーカー(現職ブッシュ大統領の母方の祖父)などが、米国が開戦して以降も8か月近くこのドイツ産業界の大実業家と取引を続けていたことが生々しく記されている。》(了)
アメリカの財閥のナチ支援の政治的な大義名分は、ロシア革命に対抗する反共政策であったが、その大義名分と表裏一体の関係で、ユダヤ人をドイツから「追い出す」政策が潜んでいたのである。
「迫害」は、ユダヤ人国家、イスラエル建国のために不可欠な数十万人の人口のドイツのユダヤ人と、その財産、技術を、イスラエル建国の予定地、パレスチナに送り込むための手段だった。
すべては、建国のための口実作りだった。「迫害」は、そのための「八百長」、自作自演の大芝居だったのである。
本書の題名は、当初、『ホロコースト神話検証』の予定であったが、この「大逆転」を強調するために、『ヒトラー・ホロコースト神話検証』とする。
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ほぼ完成。近日発行。事前予約は2,000円。以下から申し込める。
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木村愛二:国際電網空間総合雑誌『憎まれ愚痴』編集長
ある時は自称"嘘発見"名探偵。ある時は年齢別世界記録を目指す生涯水泳選手。
電網宝庫(ホームページ:→)http://www.jca.apc.org/~altmedka/
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木村愛二作品の本とヴィデオを電網宝庫木村書店で販売中
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