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(回答先: ソ連に支援されたベギンは1946年英国外相暗殺を計画していた [サンデー・タイムズ] 投稿者 はちまき伍長 日時 2006 年 3 月 07 日 12:37:47)
以前、パレスチナ問題に詳しい或る歴史家と話していた時、その歴史家が、
ガス室神話の不合理性に半ば同意した後で、こう言った事が有りました。
「こんな話(ガス室神話を指す)が、シオニストの力だけで維持されて来た
とは思えません。シオニスト以外の勢力も、この話の維持に加わって来た
のではないですか?」
この歴史家の言ふ通りです。
「ガス室」神話の最大の受益者がシオニスト勢力であった事は
間違い有りません。しかし、シオニストだけが受益者だった
かと言えば、私はそうは思はない。
ドイツに対する残虐行為を繰り広げた旧連合国(アメリカ、イギリス、ソ連、
ポーランド、チェコなど)にとってもドイツの残虐行為を強調する事の
メリットは有ったでしょうし、日本を含めた各国の「左翼」勢力にとって、
ドイツの残虐行為を誇張する事で、彼らの運動(自称「左翼」運動)を
美化する事のメリットは大きかったと思ひます。
特に、ソ連とその支配下に在ったポーランドにとって、「ガス室」神話は、
ソ連の東欧支配の正当化に貢献する役割が有ったと、私は、思ひます。
更に、ソ連は、後に反イスラエルの立場を取りますが、大戦直後には、
イスラエルの建国に賛成するなど、親シオニスト的な立場を取って
居た事は、重要で、「ガス室」神話におけるソ連ファクターは、やはり、
小さな物ではないと思ひます。
このベギンとソ連の関係にも、それが見て取れると思ひますが、皆さんは
そう思ひませんか?
西岡昌紀
http://blogs.yahoo.co.jp/nishiokamasanori/