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ロンドンのリビングストン市長が、ユダヤ系の新聞記者に対して侮辱的な発言をしたとして、イギリスの独立機関から4週間の停職処分を言い渡されたことについて、市長側が処分を不服とする訴えを裁判所に起こし、この問題は法廷で争われることになりました。
この問題は、ロンドンのリビングストン市長が、去年、イギリスの夕刊紙のユダヤ系の記者に対し、「金をもらえばなんでもするナチスの強制収容所の看守のようだ」と発言したものです。
これについて、イギリスの自治体を監視する独立機関、イングランド裁定委員会が、先週、「発言は無神経で侮辱的だ」として、市長に今月1日から4週間の停職を命じる異例の裁定を言い渡しました。
これに対して市長側は、「表現の自由に対する不当な規制であるばかりか、選挙で選ばれた市長を停職にするのは非民主的だ」として、処分の取り消しを求める訴えをロンドンの高等法院に起こし、28日、受理されました。
これによって、市長の停職処分はいったん保留され、今後、この問題は法廷で争われることになりました。市長の発言には、ユダヤ系の団体などが強く反発していますが、市長は徹底的に争う構えで、裁判の行方に注目が集まっています。
http://www3.nhk.or.jp/news/2006/03/01/k20060301000157.html