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辛口時評060227
ホロコースト狂信者の暴力的分派の講師の思い込み丸暗記
前号の辛口時評では、次のように記した。
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日本の攻撃的なホロコースト狂信者の多くは、いわゆる「左翼」であり、特に多いのは、いわゆる「全共闘世代」の暴力的な派閥につながる連中である。彼らは、精神的にも未熟な学生時代に、暴力的な派閥対立の抗争を経験して、精神的外傷(trauma)を抱えている。自分が正しいと思いこむためには、「憎むべき敵」が必要なのである。
ホロコースト見直し論者を、ネオナチ、ヒトラーの同類と位置づけ、攻撃することによって、彼らは、自らの主体性(identity)を維持しているのである。
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ところが、インターネット情報の検索をしていたら、まさに、その通りの「全共闘世代」の暴力的な派閥につながる連中の一つの分派、「戦旗」派のサイトに、以下の「勉強」の報告があった。講師の「早稲田大学教育学部教授」も、その世代である。
この世代の思い込みの強い連中は、丸暗記世代でもあり、アウシュヴィッツのガス室の現地に行きながらも、事実を調べ直したりぜず、教え込まれた通りにしか、考えないのである。
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http://www.bund.org/interview/20040805-1.htm
SENKI
[中略]
発行所 せんき社
Interview
ドイツは戦後責任を認め、EU共通の歴史認識に達した
早稲田大学教授 高橋順一さんに聞たかはし・じゅんいち
1950年生まれ。早稲田大学教育学部教授。専攻、ドイツ・ヨーロッパ思想史。著訳書に『越境する思考』『響きと思考のあいだ』『現代思想の境位』『始源のトポス』『市民社会の弁証法』『ニーチェ事典』(共編著)『ヴァルター・ベンヤミン』『パサージュ論』(共訳)『戦争と暴力の系譜学』など。
戦後責任や戦後補償問題で比較される日本とドイツ。その違いはどこにあるのか。ドイツ・ヨーロッパ思想史研究者の高橋順一さんにEU成立とドイツの事情を聞いた。
人間をモノと化したアウシュヴィッツ
―今年3月にポーランドのアウシュヴィッツに行かれたと聞きましたが。
3月19日から1週間ほど大学の学生と共にドイツ、ポーランドに行って来ました。僕はこれまで、アウシュヴィッツについて色々な本を読んだし、『夜の霧』や『シンドラーのリスト』などの映画も見てきました。なかでもクロード・ランズマンの9時間にも及ぶ長編ドキュメンタリー映画『ショアー』からは、アウシュヴィッツで起こったことをどう捉えるかに関して決定的な影響を受けました。そんなふうにアウシュヴィッツとは何であったのかを自分なりに考えてきたつもりでした。しかし実際に行ってみて、アウシュヴィッツで起こった出来事が自分の考えていたよりもはるかに凄まじく途方もないことだったという印象を感じざるをえませんでした。
最初にそれを感じたのは、第一収容所で収容者たちの様々な遺品を見た時です。眼鏡であるとか、義足であるとか、鍋や釜、鞄などありとあらゆるものがありました。中でも一番衝撃的だったのが女性の髪の毛です。ナチは収容者から彼らの持っていた全ての持ち物を取り上げたわけですが、それは義足とか髪の毛といった彼らの体そのものにまで及んでいたのです。しかもガス室で殺した後、遺体から金歯・銀歯を全部抜き、それをインゴットにして中立国であったスイスを通して売却していたりもしたのです。
[後略]
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以上の内、「収容者たちの様々な遺品」に関しては、現地の「案内役のポーランド人の教授」が、私の目の前で、「出所した収容者が残していったのを自分たちが集めた」と語ったのである。
キーワード検索をしたら、以下のごとく、2年前のわが通信が出てきた。
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http://www.jca.apc.org/~altmedka/2003aku/aku920.html
『亜空間通信』920号(2004/12/26)
【アメリカ帝国没落の予言に至る国際情報収集と総合分析の基礎には歴史と認識論哲学の素養が必要】
[中略]
ホロコーストはイスラエル建国の為にデッチ上げられたものかも知れませんねえ。
ホロコーストの写真を見たことがありますが、眼鏡が山のように積み上げられているヤツとか「こなのは別に単に眼鏡を多く集めて撮影しただけではないか?」などと思いましたけどねえ。
[中略]
事実の確認も重要である。上記の投稿の中の「眼鏡が山のように積み上げられているヤツ」に関しては、現地のアウシュヴィッツで、しかも、私の目の前で、観光客の質問に答えて、案内役のポーランド人の教授が、「出所した収容者が残していったのを自分たちが集めた」と語ったのである。10万人の単位の戦争中の収容者は、彼らを「解放」したソ連軍が新品を支給したので、衣類、靴、鍋などを、残していったのであって、「ガス室で殺されたユダヤ人の遺品」ではないのである。
[後略]
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