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本日は、『マルコポーロ』廃刊事件の十一周年に当たる。
十一年の歳月を経て、忌憚のない論評をせざるを得ない。
『マルコポーロ』廃刊事件の原因となった記事には、いくつかの重大な欠陥があった。
『噂の真相』の拙稿がシオニストの攻撃を受けず、『マルコポーロ』の記事が猛攻撃された理由には、掲載誌の性格もあるが、『マルコポーロ』の記事には、「ホロコースト神話」の決定的な問題点、「シオニストの指導者がナチ政権と協力関係にあった」という告発が欠けいた。このことが、シオニストとの戦いの上では最も重要である。いわゆる「腰の引けた」、敵の弱点を突かない、なまくらな批判は、かえって、状況を不利にするのである。
「疑惑をつぶすマニュアル」には、「お粗末な説を流させて、それを叩く」という戦術があるが、『マルコポーロ』の記事は、いわば「巧まずして」、その役割を演じたのである。
折から、後の拙著『アウシュヴィッツの争点』、当時は仮題『ガス室神話検証』を準備中だった私は、『マルコポーロ』廃刊事件で不利になった状況下、辛酸をなめることになった。
目下準備中の新著『ホロコースト・ガス室神話検証』では、拙著『湾岸報道に偽りあり』、拙著『アウシュヴィッツの争点』、拙訳『偽イスラエル政治神話』、その他の関連の拙稿を総合し、行間には、一九九五年一月の『マルコポーロ』廃刊事件以来の「臥薪嘗胆」、まさに「十年一剣を研ぐ」想いの十有余年にわたる積もる恨みを込める。