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ホロコースト否定でイスラエル紙と日経社説が同一歩調の奇怪
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投稿者 木村愛二 日時 2006 年 1 月 13 日 11:27:20: CjMHiEP28ibKM
 

ホロコースト否定でイスラエル紙と日経社説が同一歩調の奇怪

以下、イスラエルのハアレツ記事と、日経の社説を並べて紹介する。ホロコースト否定論と、核開発問題を、ごっちゃにして論じているのである。イランは、その同じ国連安保理に、ホロコーストの真偽の調査を要請しているのである。

ホロコースト博物館ヤド・ヴァシェムがイランのホロコースト否定論で悩む
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Yad Vashem worried by Iranian Holocaust denial
By DPA

Yad Vashem said yesterday it viewed with "growing concern" what it termed Iran's continued Holocaust denial, and called on the international community to act "to prevent genocidal intentions from becoming genocidal capabilities".
"Reports that the Association of Islamic-Journalists of Iran is convening an international conference of Holocaust deniers to `examine in depth this myth' illustrate how deeply entrenched Holocaust denial is in radical Islamic circles," Yad Vashem Chairman Avner Shalev said in a statement.
Iranian President Mahmoud Ahmadinejad, in a series of remarks starting in October, has denied the occurence and extent of the Holocaust several times, at one point calling the Nazi genocide of Europe's Jews a "fairy tale." He said that if Europeans were responsible for the Jews' massacre, then they should relocate the Jewish state to their continent.

"Iran has embraced such charlatans as David Irving, who was found by a British court to be an `anti-Semite' and `racist' whose `falsification of the record was deliberate,' as well as Robert Faurisson and Roger Garaudy," Shalev said.
"These sham historians - totally discredited in the West - find a responsive audience in Iran, where senior officials have called the factual events of the Holocaust a `matter of opinion'," he continued.
Shalev said the United Nations and most of the world have recognized the importance of Holocaust remembrance as "a safeguard against the breakdown of the basic human values that underpin our civilization".
"The dismissal of the veracity of the Holocaust and its legacy represents a clear rejection of those values," he said.
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http://www.nikkei.co.jp/news/shasetsu/20060112MS3M1200312012006.html
社説2 イラン問題の安保理付託を(1/13)
 イランがまた核兵器開発疑惑を深める行動に出た。国際社会はイランが疑惑を解消しない場合にはこの問題を国連安保理に付託する可能性があると警告していたが、これは完全に無視された。核不拡散問題を担当する国際原子力機関(IAEA)の加盟国は早急に理事会を開催し、安保理付託を決めるべきである。
 イランは国際社会をもてあそぶように時に疑惑解消に努めるかのような姿勢を示し、直後にそれをひっくり返すということを繰り返してきた。しかし昨年8月にウラン濃縮の前段階となるウラン転換を再開、そして10日には核燃料技術に関する「研究活動」を再開し、強硬姿勢を際だたせている。
 IAEA理事会は昨年9月に転換中止、査察強化の受け入れなどを求め、さらに穏やかな表現ながらイランがこうした要求に応えなかった場合には安保理付託もあり得るとの決議を採択している。この決議は重大な警告であるのだが、イランには大きな意味を持たなかったようだ。
 イランはほかの国と同様に原子力を平和利用し自前の核燃料サイクルを確立する権利を有すると主張する。それはその通りではあるが、同国は約20年にわたり原子力関連の活動を隠匿したり、査察を制限するなどの行動を繰り返していた。
 平和利用目的の活動であれば、なぜ隠匿する必要があったのか。核兵器開発疑惑には十分合理的な理由がある。
 イランとは英、仏、独の欧州3カ国が妥協をめざし交渉を続け、最近ではロシアがイランの原発向けウラン濃縮を代行するという譲歩案も浮上しているが、協議は行き詰まったままだ。
 イランの問題の国連付託には中国などが難色を示すかもしれないが、これまでのIAEA決議が単なる言葉の遊びだけではないことを示す必要がある。
 昨年夏に就任したイランのアハマディネジャド大統領は最近、イスラエルを「地図から抹消すべきだ」とかホロコースト(ナチスによるユダヤ人大虐殺)を「神話」などと発言している。国際社会の一員として原子力を平和利用しようという国の首脳の発言とは思えない。
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