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ヒトラー・ナチ党を、ユダヤ資本が育成した理由。
「反ユダヤ主義」を必要不可欠の条件にしたイスラエル建国の狂信
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http://www.jca.apc.org/~altmedka/nise-11.html
『偽イスラエル政治神話』
2章:二〇世紀の諸神話(その2)
1節:シオニストによる反ナチズム運動の神話(その2)
[取り引き相手のナチを救ったシオニスト]
[中略]
[反ユダヤ主義者が友人、反ユダヤ主義国は同盟国]
[中略]
こうした経過の背景にある教義の一つは、テオドール・ヘルツルが定義をすり替えて以来、綿々と続いてきたもので、ユダヤ人を宗教ではなく人種として分ける教義である。
イスラエル国家の基本法(憲法ではない)の第4条では、“帰還規則”(一九五〇年度五七一〇号)を定めており、そこでのユダヤ人の定義は、《ユダヤ教徒の母親から生れたか改宗した者》(人種基準と信仰告白基準)である(クライン『ユダヤ人国家』)。
これは、テオドール・ヘルツルが創設した教義の直系そのものである。彼は、この問題に固執しており、早くも一八九五年の『回想録』で、ドイツ人の相談相手、シュパイデルとの対話を記している。《私は反ユダヤ主義を理解する。われわれユダヤ人は、われわれの咎ではないにしても、様々な国家の中に異質の集団として残ってしまったのだ》
この彼の『回想録』には、いくつかのさらに明瞭な記述がある。たとえば、こうである。
《反ユダヤ主義者は、われわれの最も確実な友人となり、反ユダヤ主義の国は、われわれの同盟国となるであろう》
この両者の間には実際に共通の目標として、世界規模のゲットーへのユダヤ人の集中があった。眼前の実情が、テオドール・ヘルツルの理屈に材料を与えたのである。
敬虔なユダヤ教徒は、多くのキリスト教徒と同じく、毎日のように、《来年はエルサレムで》と祈っている。彼らは、エルサレムを、ある限定された場所としてではなく、神と人間との契約、およびその契約を守る個人的な努力の象徴にしてきた。ところが“帰還”は、異国で生じた反ユダヤ主義の迫害の刺激によってしか、引き起こされないのである。
[後略]
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