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有沢玲氏が柏書房から出している「秘密結社の辞典」という本があります。
世界中の秘密結社に関する辞典と言っても、主にはフリーメーソンにまつわる事柄を紹介しているという感じですが、その中に「シオンの議定書」に関する説明が出ていました。
「シオンの議定書」というのはユダヤ陰謀論を煽った史上最低最悪の偽書として知られるものですが、今でもアラブ世界ではそれが事実であるかのように受け取れており、またこの日本でもユダヤ陰謀説を風潮する人々には欠かせない小道具になっています。
しかるに、阿修羅にはまともに「シオンの議定書」について説明したものがない。みんなわかっているからということでしょうが。しかし初学者には不親切この上ない。
そこで今回は「秘密結社の辞典」に掲載されていたのを元に「シオンの議定書」の基本的な部分をまとめさせてもらおうと思います。
何か他に具体的事実をご存知の方はぜひフォローをお願いします。
内容は、ユダヤが世界制服を行う為には、イデオロギーの対立を煽る事や、メディアを利用しての大衆の洗脳・白痴化を図る事が重要である旨が記されている。
まったくの偽造文書で、その内容の四割は1864年にでたナポレオン三世批判の檄文のコピー(ナポレオンをユダヤと入れ替えただけ)。さらにユダヤ教の長老達の極秘会談という設定はプロイセンの郵便局員が1868年に書いた小説を下敷きにしている。
しかし、未来を予知したかのようなその内容に、偽造文書でないと未だに信じる者が後を絶たないし、また反ユダヤの勢力も故意に偽造であることの数々の証拠には目をつぶって、「事実と適合するのはそれが本物である証拠」と主張している。