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ガザからのユダヤ人入植者の撤収を見て居て、ふと、60年前(1945年)
8月15日の朝鮮を思ひ出したのは、私だけでしょうか?
これ(ガザからのユダヤ人入植者撤収)は、果たして、パレスチナ人の
「勝利」なのか?私には疑問です。
小室直樹氏は、その著書「韓国の悲劇」の中で、朝鮮民族にとって、
1945年8月の「解放」が、実は、解放でも何でもなかった事を
指摘して居ます。即ち、1945年8月15日と言ふ日は、朝鮮が
解放された日ではなく、朝鮮で信託統治が始まった日に過ぎない事。
そして、その中で、朝鮮民族が演じた役割は、全く受け身の役割で
しかなかった事を、小室氏は、同書の中で指摘しておられるのですが、
私には、今のパレスチナと当時の朝鮮が重なって見えてなりません。
朝鮮民族は、「光復節」の日(1945年8月15日)からこそ、
苦難の時代を迎えました。当時の日本と今のイスラエルを同列に
語る積もりは毛頭有りませんが、パレスチナ人も、これから、苦難の
時代に入るに違い有りません。
西岡昌紀(にしおかまさのり)
http://blogs.yahoo.co.jp/nishiokamasanori/