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『ホロコースト産業』著者フィンケルシュタイン「偽の友」と確認
http://www.asyura2.com/0505/holocaust2/msg/331.html
投稿者 木村愛二 日時 2005 年 8 月 31 日 19:54:48: CjMHiEP28ibKM
 

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『亜空間通信』1089号(2005/08/31)
【『ホロコースト産業』著者フィンケルシュタインはチョムスキーと同類の「偽の友」と確認】

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 転送、転載、引用、訳出、大歓迎!
 
 2000年6月に発行され、ドイツではベストセラーになり、筆者の足元のアメリカでは黙視されたものの、世界各国の反響を呼んだ単行本で、アメリカのユダヤ人の教授、フィンケルシュタインの著書、『ホロコースト産業』(副題:同胞の苦しみを「売り物」にするユダヤ人エリートたち)に関しては、私自身も何度か、英文または若干の訳文の情報を発した。
 
 しかし、フィンケルシュタインは、どうやら、ホロコーストを嘘と主張していないようなので、日本語訳が出るらしいとの情報はあったが、慌てて探したり、購入する気にはならなかった。
 
 ところが、過日、武蔵野市の中央図書館に返本に立ち寄った際、電網(インターネット)無料公開中の拙著:『古代アフリカ・エジプト史への疑惑』
http://www.jca.apc.org/~altmedka/afric.html
の改訂新版発行準備中で、後編に当たる『アフリカの火砲戦国史』のパソコン入力中の折から、アフリカの歴史に関する新しい本が出ているかどうか、確かめるために、歴史の書棚を覗いたら、『ホロコースト産業』の背文字が見えたので、ともかく、借り出してきた。
 
 めくってみると、原著者の名前を、ドイツ語の発音の「フィンケルシュタイン」ではなく、「フィンケルスタイン」と表記しているが、多分、それがアメリカ人の発音なのであろう。
 
 「あとがき」には、「フィンケルスタインは、ホロコーストそのものを否定したこともなく」、と書いてある。この部分は、これまでに判断していた事実経過の確認になる。

本文には、「でっち上げられたホロコースト否定論というお化け」の項がある。これがまったく、どうにもこうにも、どうしようもない内容なのである。

その部分の主旨は、「ザ・ホロコースト」を宣伝する「ユダヤ人エリートたち」が、その宣伝が飽和状態のアメリカで、「お化け」を出すことで、宣伝効果を挙げているという意味である。

その主旨の批判は結構なのだが、何とも面倒くさいレトリックを駆使して、アメリカの歴史も直し研究所と連携している出版社を「怪しげな出版社」と記しているのである。

この「怪しげな出版社」という表現は、丁寧に読むと、デボラ・リップスタットという名のアメリカのユダヤ人の宗教学教授のホロコースト狂信者による表現のようであるが、拙著『アウシュヴィッツの争点』の資料リストにも記したアーサー・バッツ博士の本、『二〇世紀の大嘘』を出版した歴史見直し研究所のことなのである。私は、1994年末に、この研究所を訪問した。今も、メルマガの配信を受けている。

しかも、この本を「トンデモ本」と表現している。これまた、もともとはリップスタットの表現のようであるが、この訳本の文脈の上では、著者の文章になっている。

以下、必要最小限だが、その部分だけ、訳本の原文の通りに引く。
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ホロコースト否定論の広がりを証明するために、リップスタットは一握りのトンデモ本を引用する。目玉になっているアーサー・バッツというのはノースウェスタン大学で電子工学を教えている無名の人物で、怪しげな出版社から『二〇世紀の大嘘』なる本を出した。
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他にも、著者は、イギリス人のデーヴィッド・アーヴィングや、アメリカのユダヤ人、「アルノ・マイア」(「アーノ・メイヤー」の表記もある)にふれているから、ホロコースト見直し論に関しての知識は十分にあるのである。

ところが、「こうした見直し論者の文章は、それを書く者の策略や動機がどれほど下劣なものであっても」、という実に回りくどい記述で、見直し論者を貶めているのである。

私も、ホロコースト見直し論者であるから、腹が立って、我慢がならず、本を引き裂いて、床に叩きつけ、踏みにじりたくなったが、やはり、弁償をするのは、さらに不愉快だから、それは止めた。

アメリカのユダヤ人では、ノーム・チョムスキーも、アメリカの政権を批判はするが、ホロコーストの嘘からは逃げている。「偽の友」の代表格である。

以下は、わが旧稿の一部である。
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http://www.jca.apc.org/~altmedka/aku237.html
http://www.asyura.com/2002/war11/msg/482.html
『亜空間通信』237号(2002/04/21)
【ホロコーストの嘘と911謀略を見抜けぬか素知らぬ振りの「善人」どもに告ぐ!】
[中略]
 本日(2002/04/21)の午後一杯、次第に募る退屈と眠気と尻と腰の痛みを堪えに堪えて、下記の退屈で長ーあーあーいー亡国植民地根性片仮名語の題名の16ミリフィルム映画、『マニファクチャリング・コンセント ──ノーム・チョムスキーとメディア』とやらを見てきた。何度か居眠りしたが、肝心の部分は、しっかりと見てきた。

 肝心の部分とは、下記の紹介の文章の最後、「ロベール・フォーリソン(フランスの歴史修正主義者、チョムスキーは彼の言論の自由を擁護してバッシングを受けたことがある)」に関する部分のことである。
[中略]
 我慢して見てみると案の定、チョムスキーはフォーリソンの言説に関する「言論の自由」だけは擁護するが、騒ぎになってからは逃げ出して(一応は本人の反省の弁あり)いるし、肝心要の「ホロコーストの大嘘」には同意していないことが、確認できた。

 一方、この映画の監督の方は、フォーリソンの出番の後にわざわざ、私の表現では映像詐欺の典型、「解放」されたナチ収容所における英米軍による死体の後始末情景を説明なしに加えて重ね、重々しい背景音楽を轟かせ、具体的な論証を抜きにして、フォーリソンの言説自体を犯罪的と思う込ませる手法を駆使していた。
 [後略]
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 一応、奥付に記された訳本の版元の三交社に電話して、「この本を厳しく批判するよ」と宣言し、「日本では横文字を縦にするだけで、欧米の鵜呑みが横行する」と批判して置いた。
 
 ともかく、「偽の友」は非常に多い。疲れる。
 
 以上。

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