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『亜空間通信』1074号(2005/08/14)
【ホロコーストは西側諸国から強奪するためにユダヤ人が発明した嘘とエジプト有力国営新聞が主張】
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転送、転載、引用、訳出、大歓迎!
エジプトの有力国営新聞、Al-Liwaa Al-Islamiが、ホロコーストは嘘で、西側諸国から強奪するためにユダヤ人がジェノサイド(ニュルンベルグ裁判当時の用語)を発明したと主張している。連載記事を掲載しているとのことである。
この英文報道は、末尾に紹介する。
拙訳『偽イスラエル政治神話』のアラブ語版は、ベストセラーであり、原著者のロジェ・ガロディは、アラブ諸国では英雄扱いされている。当然の結果が、やっと表面化し始めたのである。
以下は、拙著『アウシュヴィッツの争点』で記した「ジェノサイドを発明した男」の物語である。
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http://www.jca.apc.org/~altmedka/aus-69.html
『アウシュヴィッツの争点』
終章:核心的真実
世界ユダヤ人評議会の「情報機関」としてのユダヤ人問題研究所
[中略]
「ジェノサイド」を造語した大統領補佐官と援助者たち
一九四二年末、つまり、ユダヤ人問題研究所が「戦争犯罪処罰」を最重要課題にすえた年のくれに、「ホロコースト」物語についての最初の「情報」があらわれる。
ラカーは、「大量虐殺に関する最初の信頼すべき報告は、一九四二年末、スイスのユダヤ人機関の代表からもたらされた」(『ユダヤ人問題とシオニズムの歴史』)としるしている。ナチス・ドイツの占領地域からの脱出者の情報だというのである。
ところが、アーヴィングが執筆した『ロイヒター報告』の序文によると、イギリスの心理戦争委員会(PWE)が、おなじ年の、おそらくその前に、ドイツ人が「ガス室」をつかって何百万人ものユダヤ人と「のぞましくないもの」の虐殺をおこなっているという「プロパガンダ」をながしはじめていた。そして、おそくとも一九四三年の八月にはPWEの責任者が内閣に、つぎのような内容の覚え書きをわたしていた。
「この噂話をながしているが、そのような奇妙なしかけ[ガス室]が存在するという証拠はまるでない。この関係のユダヤ人情報源からの噂話はとくに疑わしいので注意してほしい」
ウィーバーに聞いたところでは、このアーヴィングの文章の原資料は、『プログレッシヴ』(47.2,未入手)だとのことである。これも追跡調査の課題だ。
一九四二年九月二七日という、ながされた日づけまではっきりしている情報の例もある。
シュテーグリッヒ判事は、著名なドイツ人の作家、トーマス・マンの『ユダヤ人問題に関する七つの声明』からの引用によって、トーマス・マン自身がこの日のラジオ放送で、つぎのような二つの「おとぎ話」をひろめていたという事実を指摘している。
「一万六〇〇〇人のフランス国籍のユダヤ人が、“つかわれていない軌道”のうえの“溶接で密閉した”列車のなかでガスで殺された」
「一万一〇〇〇人以上のポーランド国籍のユダヤ人が、“気密の鉄道車両のなかにいれられて”、一五分以内に“死体になった”」
シュテーグリッヒは、トーマス・マンが、どうすれば列車を「溶接で密閉」するとか「気密」にするとかいう「はなれわざ」を、なしとげることができたのかを説明していないと指摘する。いずれにしても、トーマス・マンはその当時、ヒトラー支配下のドイツからアメリカに亡命していたのだから、これらの情報は伝聞か、つくり話以外のなにものでもない。トーマス・マンがラジオ放送で語る以前に、この種の噂話が世間にひろめられれていたのであろう。
決定的な問題点は、つぎのような事実経過にある。
「一九四〇年からドイツ降伏の一九四五年五月まで、毎月一回、マンはイギリスのBBC放送を通じて、ドイツ向けのラジオ放送をおこなった」(『トーマス・マン』)
トーマス・マンの情報源がイギリスの心理戦争委員会のそれとおなじであったという可能性は、非常に高いのではないだろうか。追跡調査が必要である。
ふたたび『移送協定とボコット熱・1933』に記述にもどると、一九四三年には、ユダヤ人問題研究所が『ユダヤ人に対するヒトラーの一〇年戦争』を発刊した。この本については世界ユダヤ人評議会がみずから、「連合国の各国政府に強烈な印象をあたえ、ニュルンベルグ軍事法廷の基礎的な教科書として役立った」という評価をくわえている。また、同研究所が「アメリカの権威筋にとどけたもっとも重要な文書は『ユダヤ人民衆にたいする陰謀』と題するもの」であったが、その第一章は「ユダヤ人根絶計画の起源」であった。つまり、「ユダヤ人の根絶がヒトラーの一〇年来の計画であった」とする「ニュルンベルグ軍事法廷」の判決要旨は、世界ユダヤ人評議会が全面的にバックアップする「ユダヤ人問題研究所」の作業によって、戦争中から準備されていたことになる。
この件については、ウィーバーも「ニュルンベルグ裁判とホロコースト」のなかで、四つの原資料の存在を指摘しながら、つぎのようにしるしている。
「ニュルンベルグ裁判における政治的性格のおおきさを暗示するものは、これらの裁判を組織するにあたってのユダヤ人の重要な役割である。一時期は世界ユダヤ人評議会と世界シオニスト機構の双方の代表をつとめたナウム・ゴールドマンは、かれの回想録のなかで、ニュルンベルグ裁判は世界ユダヤ人評議会の事務局の教え子(ブレイン・チャイルド)だったとしるしている。かれは、連合国の指導者にその企画[ニュルンベルグ裁判]をうけいれさせるために、世界ユダヤ人評議会の事務局はねばり強い努力を積みかさねたとつけくわえている」
さらにふたたび『移送協定とボコット熱・1933』の記述にもどるが、これまた戦争中の一九四四年一二月二六日から三〇日にかけて、アメリカのアトランティック市で世界ユダヤ人評議会の「戦時緊急会議」がひらかれ、四〇カ国から二六九人の代表が参加した。そこで討議されるべき最重要文書を準備したのも「ユダヤ人問題研究所」であるが、その第一議題の主要項目の要旨は、つぎのようであった。
「戦争の結果として予期されるヨーロッパ大陸におけるユダヤ人の移住」
「ヨーロッパから他の地域へのユダヤ人の移民」
「パレスチナでの集団的定住」
当時はまだパレスチナ地方はイギリスの委任統治下にあった。イギリス当局はアラブ人の抗議をうけて移民を制限または禁止していた。その実情を十二分に知りながらも、かららは、「ユダヤ人根絶計画」の国際的認定と同時に「パレスチナでの集団的定住」を議論したのである。それだけの規模のユダヤ人の国際的組織が存在し、活発な活動を展開しつづけていたことは、まぎれもない歴史的事実なのだ。
「ジェノサイド」という、いまではすっかり定着してしまった単語も、この目的のためにかれらの一員が「発明」したものである。
かれらは、ナチス・ドイツがかれらにたいして「ジェノサイド」をしかけたと主張してきた。手元の英和辞典のこの項目では、「(ある人種・国民などに対する計画的な)大量[集団]虐殺」と説明している。
『ジェノサイドを発明した男』という本の表紙のイラストには、英語辞典のこの項目のコピーがつかわれている。そこでは、「第二次世界大戦後にドイツの戦争犯罪を告発するために初めて使用された言葉」だと説明している。語源の部分には、「一九四四年にラファエル・レムキンがあたらしく造語した」としるされている。ヘブライ語ではなく、ギリシャ語に語根をもとめたこの造語は、ヨーロッパ語を使用する民族の間でいちじるしい成功をおさめた。
発明者のレムキンは、ポーランドからアメリカにわたったユダヤ人で、ニュルンベルグ裁判に「人道にたいする罪」を導入するなどのアメリカの政策決定にも、おおきな影響力を発揮していた。公式経歴では、国際連盟の一部門、刑法統一化のための国際事務局のメンバーとされているが、かくれた部分が非常におおい人物のようである。『ジェノサイドを発明した男』の著者、ジェイムス・J・マーティンがとくに注意をむけているのは、それ以前にレムキンが、ローズヴェルト大統領の戦略機関で外国経済行政の“首席コンサルタント”をつとめており、主として敵国押収資産の配分と将来の所有関係についての実務処理を担当していたという事実である。
しかも、さらに重要なことにはレムキンが造語した「ジェノサイド」は、かれ自身の名による著書によって普及されはじめたのである。
ラッシニエは、このレムキンの著書について、つぎのようにしるしている。
「一五年ほどの歴史調査をへて、わたしはつぎのような結論に到達した。ナチス・ドイツがはじめてガス室におけるユダヤ人の計画的大量虐殺の告発をうけたのは、一九四三年のことであった。最初の恐るべき、忌まわしき告発の著者はポーランドのユダヤ人で、イギリスへの亡命者であり、職業は法律家であり、その名はラファエル・レムキンであった。かれは、その年にイギリスのロンドンで発行した『占領下のヨーロッパにおける枢軸国の支配』と題する本(アメリカ版はニューヨーク/コロンビア大学出版、44)によって、その告発をおこなったのである。その時点では、この本はそれほど注目されなかった。わたしは、一九四三年の一〇月にゲシュタポに逮捕されたが、フランスのレジスタンスのもっとも情報通のグループにも、この本はまだ知られておらず、わたしがはじめてガス室のことをドーラで聞いたのは一九四四年の中頃のことだった。しかし、一九四五年から四六年にかけて、『占領下のヨーロッパにおける枢軸国の支配』は、ニュルンベルグ国際軍事裁判の主要法廷の舞台裏で、すべての会話のトピックになっていた」
一方、『ジェノサイドを発明した男』の著者、マーティンは、『占領下のヨーロッパにおける枢軸国の支配』の出版には「カーネギー財団」の援助があったとし、つぎのような「観察」結果をしるしている。
「ラファエル・レムキンの名前は、『占領下のヨーロッパにおける枢軸国の支配』の表紙を著者として飾っているが、かれの著作の準備には、手強い臨時編成の援助者たちの協力があった。さまざまな重要で戦略的な立場にいた数十人の人々の豊富な援助にたいしての、かれ自身の感謝の言葉そのものが、この本が委員会的な組織の産物であることを推測させるに足る十分な証拠である」
さきにも簡単な経過をしるしたが、「ガス室」情報はすでに一九四二年ごろから流れはじめていたようである。レムキンの名による単行本は、それらの集大成であろう。だが、一冊の本にまとめられた情報というものは、それなりの権威を帯び、ひとり歩きしはじめるものである。マーティンが指摘する「委員会的な組織」はやはり、レムキン自身と同様に「かくれた部分が非常におおい」のであろう。だが、いずれはなんらかの資料が公開され、発掘され、歴史の隠れたひだが現われてくるのではないだろうか。
レムキン自身が、しかも、ニュルンベルグ国際軍事裁判の主要法廷に関しては、隠れもない主役の一人であった。かれは、ジャクソン主席検事の政治顧問に就任していたのである。
[後略]
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以下が、冒頭に記したエジプトの新聞記事に関する英文の報道である。
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http://www.worldnetdaily.com/news/article.asp?ARTICLE_ID=39788
Egypt newspaper:
Holocaust a lie
State publication says Jews invented genocide claim to extort the West
2004WorldNetDaily.com
Egypt's leading newspaper has published a series of articles that deny the Holocaust, and claim Jews invented "lies of genocide" to extort the West and make possible the establishment of the Jewish state, prompting some Israeli lawmakers to express reservations about allowing Egypt to control security in Gaza after Sharon's withdrawal plan is implemented next year.
Dr. Rif'at Sayyed Ahmad, director of the Jaffa Research Center in Cairo and columnist for Al-Liwaa Al-Islami, Egypt's state-controlled newspaper, published a two-part article, 'The Lie About The Burning of the Jews,' which claims the Holocaust was a Jewish invention.
"The Zionist enterprise on the land of Palestine succeeded by means of lies and myths, from the myth of the 'Chosen People' and the 'Promised Land' to the lie about the burning of the Jews in the Nazi gas chambers during World War II," wrote Ahmad according to a translation by the Middle East Media Research Institute, or MEMRI.
"What interests us here is that this lie [about] the burning of the Jews in the Nazi crematoria has been disseminated throughout the world until our time in order to extort the West and make it easier for the Jews of Europe to hunt [sic] Palestine and establish a state on it, in disregard of the most basic principles of international law and the right of peoples to independent life without occupation. [This lie] was raised [also] so that [the Jews] would receive financial, technological, and economic aid from the West. ...
"This entire situation has turned the Holocaust that is, Hitler's operation of burning the Jews in gas chambers into a drawn sword at the necks of historians and serious researchers in the West, and even in the East. At the same time, [the Holocaust] became profitable goods for the Zionist entity. ...
"Dozens of Western laws in the European countries have been changed to protect this false myth of the burning of the Jews. Dozens of curricula have also been changed. Today, it is possible to curse the monotheistic religions, but the 'holocaust' and its lie are above criticism and above opinion, and in Europe it is unapproachable," wrote Ahmad.
Last year, the same newspaper ran a piece that claimed Jews use Christian and Muslim blood to bake matzos for Passover, and state-controlled Egyptian television aired a miniseries depicting "The Protocols of the Elders of Zion," an age-old anti-Semitic story that claims Jews run the world by proxy.
Israeli politicians and American Jewish leaders said they are concerned about allowing Egypt, which uses state-controlled media to routinely vilify Israel, to set up a security apparatus along the Gaza border after Sharon's withdrawal in 2005. And they cite Egypt's failure to stop construction of weapons smuggling tunnels from its country into the Rafah refugee camp as proof the country can't be trusted.
"These filthy lies just expose Egypt, which received billions in American aid, for what it is a supporter of terrorism and a distributor of vicious, dangerous anti-Israel propaganda, just like the PLO" Mort Klein, President of the Zionist Organization of America, told WorldNetDaily.
"We've already witnessed Egyptian violations of its peace treaty with Israel when it allowed the Palestinians to build smuggling tunnels that run from Egypt to Israel. How is Ariel Sharon possibly going to let a country like this bring weapons and soldiers into Gaza?" said Klein.
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Aaron Klein is WorldNetDaily's Jerusalem bureau chief, whose past interview subjects have included Yasser Arafat, Ehud Barak, Shlomo Ben Ami and leaders of the Taliban.
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