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(回答先: 大震災・大不況・世界恐慌・大軍拡・中国利権・ファッショ・最後のプロジェクトX 投稿者 スパルタコスポノ 日時 2005 年 5 月 27 日 22:52:23)
それだけに、なおのこと・・・
スパルタコスボノさん、毎度、どうも。
日本で、何かの破滅的な危機をきっかけに「超残忍な内務省・特高弾圧・軍隊リンチ体制」が復活する危険性は高まってきているように、私にも思えます。それだけに、なおのこと、左翼には1日も早く20世紀の諸神話を冷たく突き放して見ることのできる目を持ってほしいと願っているのです。『ファシズム』なるもの、『民主主義勢力』なるものの関係を、冷徹な目で洗いなおしてほしい、左翼にこそその目を持ってほしい、と本心から願っています。「超残忍な内務省・特高弾圧・軍隊リンチ体制」が復活するなら、その背後にいるのは間違いなくシオニストとそれに連なる勢力でしょうから!
ドイツ・ナチズム、イタリア・ファシズムを裏から支え応援し煽り立てたのが欧米巨大資本(主にユダヤ系)とシオニストだったとことは事実です。そこにバチカンが絡んできます。(日本ではこれすら知られていないし、『陰謀論』の一言で片付けて知ろうともしない人が多い。)それがドイツとイタリアだけだった、と考えるのはどうでしょうか。私は疑問を持っています。彼らの狡猾さと恐ろしさは並大抵じゃない。通り一遍の「歴史学の常識」なんかで見えるものじゃない。
(なお『陰謀論』は、『反シオニズム』→『反ユダヤ主義』→『陰謀論』→『ネオナチ』という「連想ゲーム」で植えつけられた条件反射の一部であり、当然それを植えつけたのはシオニスト。「シオニズムの監獄」となっているヨーロッパでこの「連想ゲーム」が最も進んでいるのは言うまでもない。私が引用した美濃口氏なども、もしドイツ語であの萬晩報の記事の内容を公表したら無事ではすまないだろう。)
まだ確信を持って言えるところではありませんが、ドイツでナチ政権を支えた者たちの多くをそのまま居残らせたのと同様に、天皇を「平和の象徴」にして生き延びさせ、岸や児玉や笹川などを「勝共」を名目に復活させ、第2次大戦前の土台をうわべを変えて存続させてきたのは誰なのか? 「超残忍な内務省・特高弾圧・軍隊リンチ体制」のベースは戦後常に存在し続けた。単にそれが表に出てくる必要が無かっただけだ。そして米・欧・シオニストと天皇教カルト国家主義とが、戦後になっていきなり関係を持った、など到底信じられないことです。
現在の世界で「超残忍な内務省・特高弾圧・軍隊リンチ体制」ほとんどそのままといえる国の一つに、スペインからジブラルタル海峡を渡ったモロッコがあります。反体制派に対する徹底弾圧、拷問体制はもちろん、裁判で被告人は「はい」「いいえ」以外の発言を許されない、国王所有の家が売りに出されることを報道した新聞記者が「不敬罪」で逮捕される、といった国です。
このモロッコの経済の首根っこをしっかり押さえているのがシオニストです。2003年5月に起こった「カサブランカ爆破事件」は、おそらくMI6とモサド、CIAの仕業でしょうが(いわゆる「イスラム過激派」を育てたのが彼らであることは私が申し上げるまでもないでしょう)、これで幽霊組織である「アルカイダ系団体GICM」なるものをデッチ上げて、2,3ヶ月で8000人もの逮捕者を出し、ほとんど何の物証も無しに2000人を有罪にして死刑か長期懲役に処しています。(現在、1000人を越える囚人たちが公正な裁判と国政機関による事件解明を求めてハンスト決行中。)
そしてその爆破事件の被害者はモロッコ人と数名のスペイン人だったのですが、ユダヤ人墓地とかイスラエル関係の施設を狙われたということで、盛大に被害者ヅラをして反米反イスラエル人士の徹底弾圧に圧力をかけたのはもちろんシオニスト・イスラエル(+ブッシュ・ネオコン政権)です。
それがモロッコにとっても「国益」にそっているため喜んで従っています。そのモロッコの背後に控えているのは旧宗主国のフランスで、英米イスラエル以外にもフランスの諜報機関が「カサブランカ爆破事件」およびその続きの「3・11マドリッド列車爆破事件」の裏にいるでしょう。モロッコ、そこが不法占領している旧スペイン領西サハラ、およびアフリカ北部の石油利権もこれに深く関わっています。
このような動きを、イスラム教徒の若者が「イスラム原理主義(やつらが長年かけて育て上げた)」の認識で突破できるわけも無く、初めから彼らの掌の上で動き回って利用され果てに拷問・虐殺により「見せしめ」的に握りつぶされるだけでしょう。
極東にしても、日本や中国などの支配階層だけの意思で物事が動くと考えるようなことは、私は幻想だと思っています。右翼は最終的にはどうしても「国益」が大切でしょうから、いくら謀略と分かっていても結局は彼らの意図にそって動くことになります。左翼にこそシオニストのどこまでも徹底的に狡猾で残忍な謀略が見抜けていかなければならない。今のままでは、やがて「役目を終えた左の尻尾」として切り捨てられ、再び残忍な「見せしめの魔女狩り」の対象になるばかりでしょう。それが未だに彼らの「左手」の上に乗っかってそこに安住しているのが、私には悔しくてしょうがないのです。
だからと言って私は「日本はどう行動すべきであるか」などというような発言はするつもりはありません。「どうすれば=How to」の問題ではなく、そんな表面的で技術的な対応ではなく、もっと根源の認識の問題だと思っているからです。だから先日から戦争板のシオニズムに関する投稿と同時にカルト板にも宗教・カルトに関して様々な投稿をさせてもらっているのです。これが特に第2次大戦後の日本で最も欠けていた認識で、そのせいで20世紀の歴史を突き放して冷ややかに見ることができないでいるのではないか、と考えているからです。
私のようなちっぽけな存在が何をどうするということもできないかもしれませんが、しかし何かの一助にはなるだろう、と思って、今後もこの考えと姿勢を貫いていきますので、お手柔らかに!