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http://www.asahi.com/international/update/0510/004.html
ベルリンにホロコースト記念碑 17年越しで完成
2005年05月10日07時09分
ナチス・ドイツによるユダヤ人大量虐殺の犠牲者を慰霊するため、ドイツが建設を進めてきた大規模モニュメント「ホロコースト記念碑」がベルリンに完成した。建設計画は東西ドイツ統一前の88年に出されたが慰霊碑の規模や慰霊対象者をめぐって意見対立が続き、戦後60年の今年、ようやく完成にこぎつけた。10日にシュレーダー首相らが出席して完成式典を行う。
記念碑は、市中心部のブランデンブルク門の南、約1万9千平方メートルの広大な敷地にあり、周囲には連邦議会や首相府、高級ホテルが立ち並ぶ。墓標に見立てた約2700基のコンクリート柱が立ち、虐殺の記録を残すため地下に資料館が併設された。米国の建築家ピーター・アイゼンマン氏の設計で、約2800万ユーロ(約39億円)の建設費用の大半を連邦政府が支出した。
慰霊碑の建設は、市民団体の呼びかけをきっかけに88年、ブラント元首相や作家のギュンター・グラス氏らが建設促進同盟を旗揚げした。当時のコール首相は「規模が壮大すぎる」と反対。ホロコーストの悲惨さを表現できるのかといった問題や、慰霊対象者をユダヤ人に限るのか、ユダヤ人と同じように迫害された同性愛者など犠牲者全体に拡大するかなどでも意見がわかれた。
連邦議会が99年「統一ドイツの首都にふさわしい追悼施設が必要」とする建設案を賛成多数で可決。犠牲者の名前を刻まず、対象をユダヤ人に限定することにし、急ピッチで建設が進められていた。
独ユダヤ人中央評議会のシュピーゲル会長は独メディアに「様々な議論があったが、市中心部にこうした記念碑は絶対に必要だった。二度と残虐な行為が起きないよう心に刻まなければならない」と語った。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050510-02459813-jijp-int.view-001
ベルリンに虐殺ユダヤ人の慰霊碑
ナチス・ドイツのユダヤ人絶滅政策の犠牲になったユダヤ人600万人の慰霊碑が首都ベルリン中心部に完成した。ホロコーストを反省し、繰り返さないというドイツ国民の決意を示すため建設された(6日撮影)(時事通信社)17時54分更新