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(回答先: 「虚偽メモ」問題にかかる田中知事と朝日新聞社との面談概要 −音声ファイル(!) −長野県サイト 投稿者 kaname 日時 2005 年 10 月 21 日 07:14:11)
この面談は非常に内容が深いものだ。
もちろん、テレビ番組などで使われる「検証」番組が、吟味程度で全然検証になっていないように、朝日新聞側が軽く言葉を考え続けていることにも話がかみ合わないこともあるのだと思うが、もっと根幹は記事の表現というメディアとして死命を制するようなことについて、なお鈍感なことである。
そして、記事を作ってしまうような表現結果になることが、巨大な組織とその運営、言うべき言論への執拗な熱意を持たなくなったことなどに原因があるのではないかということを、明確に示唆してくれた田中知事に感謝したい。
また、長野県が記者クラブを廃止してどんなに情報が良く公開され、知事との情報交換が極めて簡易になっていることも(参照の青山氏の関連記事に)良く示されている。
にも関わらず、このようなメディア側のある種の手抜きのようなことが出来てしまっていること、手抜きをするようなことが不思議でないような(形式だけにとらわれるような)、逆に形式にとらわれ真のサービスのために個人の努力をぎりぎりするようなことをリスキーとみなすような、そんな世界に今日のメディアがなってきている恐れが、明らかになったのではないか。そこて、我々は、そのようなメディアに我々が信頼を本当に寄せていけるのだろうかということをもっと発言していかねばならない。