★阿修羅♪ > マスコミ批評1 > 707.html
 ★阿修羅♪
 「聖域・法人税に異議」 メディアの論調に変化(しんぶん赤旗) 【なんで選挙前に言わなんだんや!メディアのボケ】
http://www.asyura2.com/0505/hihyo1/msg/707.html
投稿者 gataro 日時 2005 年 10 月 22 日 10:30:59: KbIx4LOvH6Ccw
 

【「聖域・法人税」に異議】
 ― メディアの論調に変化 ―
(しんぶん赤旗・10月22日・1面トップ)


「定率減税縮小なのに…/法人税減税継続?/献金選挙強まる財界パワー」(東京新聞二十一日付) ― 総選挙が終わり本格化する小泉政権の来年度「税制改正」論議をめぐり、「なぜ負担増は庶民だけ?」の声が商業メディアにも広がりつつあります。(2面に関連記事)

 ◇ なぜ国民ばかりに負担増

東京新聞がとりあげたのは、日本経団連が求めている研究開発・IT(情報技術)投資促進減税の継続・拡充です。経済産業省も同減税の継続を求めています。

同紙は、「政治献金への関与を始めた日本経団連の発言カアップ」などに触れつつ、「(所得税などの)定率減税が(来年度『税制改正』で)全廃されれば、個人の税負担は最大で年二十九万円増える。こうした中で、企業だけを特別扱いできるものなのか」と指摘しています。

 ● 財界総理が許さない

「聖域・法人税。好景気にわく大企業は優遇され続け、サラリーマンには等しく大増税が待っている」。こんなナレーションが流れたのは十七日放映のテレビ朝日系番粗「たけしのTVタックル」です。

一九九九年度に景気対策として導入されたのは、庶民減税(定率減税)のほか、大金持ち減税(所得税最高税率引き下げ)、大企業減税(法人税率引き下げ)でした。同番組は「小泉政権は定率減税のみを全廃し、法人税減税は見直しの対象にしていない」と指摘。「痛みを負うのは国民だけ」と強調しました。

「献金の見かえりに(大企業が)減税の恩恵をうける。これが今のやり方じゃありませんか」。日本共産党の志位和夫委員長が九月三十日の衆院予算委員会で、小泉首相を追及した場面を放映した同番組は、法人税減税が聖域なのは「財界総理(奥田碩日本経団連
会長)が(見直しを)許さないからである」と指摘しました。

 ● 法人税引き上げこそ

大企業がバブル期を上回る利益をあげ、空前の「金余り」状態にあるなか、「『回復したから増税する』というなら、むしろ法人税を上げ、所得税は下げなければならないはずだ」(『週刊ポスト』九月三十日号)、「法人増税が選択肢からあらかじめ排除されうるものではない」(池尾和人慶応大学教授、『週刊東洋経済』八月二十七日号のコラム)との論調が強まっています。

 次へ  前へ

  拍手はせず、拍手一覧を見る

▲このページのTOPへ       HOME > マスコミ批評1掲示板



  拍手はせず、拍手一覧を見る


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。