★阿修羅♪ > マスコミ批評1 > 682.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
(回答先: われわれ個人はインターネットという情報発信手段を手にした。メディア企業は情報発信手段を独占できなくなった。 投稿者 TORA 日時 2005 年 10 月 20 日 11:04:04)
おとなり韓国では、オーマイニュースのようなものがあらわれて、現実に政治をひっくりかえしています。
体制にすりよるばかりのマスコミのひどさに怒った市民記者が、金儲けが、資本家にすりよるのが第一の目的と考えない人々が、とうとう大統領まで生み出しました。
インターネットとはそもそもベトナム戦争の失敗を反省して、中央が破壊されても、南ベトナムのゲリラのように、ばらばらでも生き残れるシステムをと考えたアメリカ軍部の遺産です。いくらすばらしいツールがあっても、アメリカ、日本をみる限り、その効果は低い民度で抑止されているようです。民度は資産が多いか、少ないかで一義的にはきまりません。むしろ、逆でしょう。
北朝鮮と戦争をした韓国が、独立の気概に燃え、その戦争で儲けた日本が、属国化の度合いを深めているのは歴史の皮肉でしょうか。
ブログの力をアメリカ西海岸の記者が本にしました。朝日新聞から翻訳刊行されましたが、推薦文を書いているのが「ほりえもん」。爆笑ではなく、怒りの涙が流れます。
韓国の情況を危うしと悟ったマスコミは、よんさまは追っても、オーマイニュースは追いません。自民党も、選挙では人気ブログ管理者を抱き込みました。
失礼な言い方かもしれませんが、本のベストセラーと、ブログや、テレビの人気はにているのではないでしょうか。人数の多い?B級層を狙うのがマーケティングの常道。
個別ブログも大切ですが、韓国のオーマイニュース
http://www/ohmynews.comのように、組織として、市民ジャーリズムを推進するという動きも大切でしょう。
ハード、ソフトが揃っても、一番大切なのは、そう思って実行する人々がどれだけいるか、ということになります。
日本人の民度が、オーマイニュースのような画期的な動きを実現するだけの資質があるかどうかは、これからおいおいわかるでしょう。
「韓国のデジタル・デモクラシー」はめざましいものがありますが、その基盤には、池明観の「韓国民主化への道」にみられるような、長い苦難の戦いがあったようです。
テレビ・ドラマの「韓流」をあおったのは電通だという話しがあります。
小泉を担ぐ電通、永久にオーマイニュースを宣伝することはないでしょう。