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村上ファンドが阪神電鉄だけでなく、並行して、TBS(登記社名は東京放送)も買占めを進め、すでに約30%保有しているとの情報が本紙に寄せられた。
確かに今年春、村上ファンドが密かにTBSに照準を合わせているとの情報は流れていた。
TBSは、全国キー局のなかでもっとも株価が割安である上、東京・赤坂の一等地を所有。また、世界第2位のシェアを誇る半導体・液晶製造装置メーカー「東京エレクトロン」の第3位株主(約5.6%)であるなど優良資産が多いというのがその根拠。さらに、他の全国キー局は新聞社の株主支配が色濃いが、TBSは毎日新聞社と連携しているものの保有株式はごくわずかだ。
もっとも、ライブドアの堀江貴文社長が同時期、「村上さんが次に狙うとすればTBSかも」などと公言していたことに加え、その動きを察したTBS側が日興プリンシパルに最大800億円の新株予約権を発行すると発表したことで断念したと見られていた。
それにしても、阪神電鉄に続き、このTBSにも西川善文前三井住友銀行頭取の姿が見えるのは単なる偶然だろうか。西川氏はTBSが防衛策として設けた「企業価値評価特別委員会」のメンバー。また、TBSのメーンバンクも阪神電鉄同様、三井住友銀行だ。
ちなみに、TBSは関連会社と併せてプロ野球横浜ベイスターズの約52%を所有する親会社。
もっとも、TBSという東京キー局のテレビ局買い占めのこの情報が正しいなら、阪神電鉄買い占めとは社会的重みが違う。もはや、球団がどうこういっているレベルの話ではなくなるのだが……。
http://straydog.way-nifty.com/yamaokashunsuke/2005/10/post_1e00.html