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http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20051012k0000e040054000c.html
テレビ朝日は12日、11月中旬に放送予定のドキュメンタリー番組用に撮影したビデオテープを、外部の制作会社スタッフが警察に提出していたことを明らかにした。収録方法にも問題があったとして、番組の放送中止を決めた。
「窃盗」をテーマにした番組で、8〜9月に収録された。下着泥棒に悩む女性を取り上げ、女性宅のベランダから下着が盗まれる瞬間をカメラに収めた。その際、制作会社のスタッフが容疑者を現行犯逮捕、警察官に身柄を引き渡すとともに、警察の求めに応じて、一連の場面を映したテープをコピーして提出したが、9月下旬に問題が発覚し、警察に返却を求め取り戻した。さらに、盗まれた下着は「これ以上自分のものを盗まれたくない」という女性の訴えを受け、番組スタッフが用意したものだった。
テレビ朝日は「テープの提供にあたって、制作会社から事前に相談がなかった。放送目的以外には使わないという社内ルールに違反する重大な問題と受け止めている」とコメント。被害女性への下着の提供についても「誤解を招く行為だった」として、制作会社に厳重注意したという。【丸山進】
毎日新聞 2005年10月12日 12時19分 (最終更新時間 10月12日 12時25分)