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□ロス疑惑報道の95%はウソだ!三浦和義氏(3),(4),(5) [PJニュース]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1432495/detail
ロス疑惑報道の95%はウソだ!三浦和義氏(3)
【PJニュース 10月10日】− ロス疑惑報道の95%はウソだ!三浦和義氏(2)からのつづき。
報道被害の実態、でっち上げがまかり通る
─ひどいと思われたロス疑惑報道は。
「テレビ番組で『三浦と寝た5人の女性』というインタビュー番組を放映したのです。ぼくが見たことも話したこともない女性ばかり。完全なでっちあげです。週刊誌では『三浦は日本で麻薬を取り仕切っていて、暴力団と深くかかわっている』など、あきれて物も言えません」
─許せなかった報道は。
「ぼくがあまりに許せなかったのが、平凡パンチの記者が勝手に写真を転用して『三浦さんはSM趣味だ』とおもしろおかしく書き上げたことです。そもそも古くから交流のあった当時ブルータス編集長の石川次郎さんから、『大学教授が元禄文化の華やかさについて原稿を書くので、カット写真としてSMっぽい写真を使いたいのですが、時の人の三浦さんにモデルになっていただけませんか』と頼まれて、女王様がぼくの首を絞めたりなどの写真撮影をしました。たいした絵でもないし、当時ぼくは無収入でしたから。それは別に気にしていなかった」
「ところがですよ。自分のところでカット写真と言って頼んでおきながら、2カットしか使わなかったのが、同じ会社の週刊誌である平凡パンチで残りの30─40枚を持ち出してでたらめな記事に仕上げている。『そりゃないだろうって』」
「ぼくは当時、ブルータスで短編小説を掲載していてライターとしての付き合いもありました。担当編集者が直ぐに謝罪に来ました。向こうが全面的に悪いのでとにかく平謝りでした。ブルータスの担当者もビックリして飛んで謝りにきました」
「『SM趣味があったなんて、ひどい記事を書かれて致命的なので、納得できない』と言うと、朝日新聞に150万円ぐらいかかったらしいですけど、訂正記事が載りました。新聞に訂正記事を出させたのはこの1件だけです」
名誉棄損は被告側が立証責任、法廷では大新聞社も個人も同等の立場
─マスコミに対して起こした訴訟の80%を勝訴した主な理由は
「日本の場合、明治以来の流れでメディアに立証義務があるのです。例えばライブドアがウソの記事を書けば、ライブドアが訴えられる。すると、ライブドアが記事の内容が真実であることを証明しなければならないのです。一方、米国では、書かれた人間が、ウソの内容であるということを証明しなければならないのです。それで、米国では名誉毀損が非常に成立することが難しいのです」
「例えば新聞社がある人を窃盗犯だと書いたとして、その人が新聞社に抗議に出かけても、『当社は真実と信じるのに相当の理由がありました』などと言われ門前払いですよ。しかし、同じことを法廷に持ち出した場合、その個人とその新聞社は法廷では、同等の権利を持ち同じ地位に立つわけです」
「新聞社側は訴えられたことに関して、きちんと釈明しなけばいけないわけです。それが不十分であれば、『その記者の氏名、年齢、現在の所属先を明らかにされたし』と要求すれば、新聞社側は明らかにしなければならない義務があるわけです」
「わたしが法廷を選んだのはこのためです。これほどひどくていい加減な記者たちに抗議しても話にならない。それだったら、自分で訴えてやると思って始めたのです」
─日本の裁判はお金と時間がかかるといわれているが
「本人訴訟であれば1件5万円以下、時間は1件について1年半くらいかかりました。最近は裁判も以前より迅速化されて、1年前後で結審しているようです」【つづく】
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1433536/detail
ロス疑惑報道の95%はウソだ!三浦和義氏(4)
【PJニュース 10月11日】− ロス疑惑報道の95%はウソだ!三浦和義氏(3)からのつづき。
裁判所のメッセージ
─三浦さんの本人訴訟の勝訴は、刑事裁判の判決に影響を与えたか。
「裁判団の話では『ぼくの民事訴訟での勝訴率と刑事弁護団の動きが、結果的に両輪の輪になって与えた影響は大きかった』と言っています。あれだけの報道がありましたから、裁判官だって思い込みがありましたよ。ところが、どんどん三浦のほうが民事で勝訴している。それに対して無関心ではいられなかったはずですよ。裁判所は三浦裁判に対して統計を取っていたと思われます。1人の人間が訴訟を起こしてこれだけ勝訴率が高いということは、今までになかったと思われますから」
─裁判官と実際にどのようなやりとりが。
「同じ記事で違う新聞社を訴えましたが、当初判決が100万円でした。年月が経つに連れて80万円、40万円、20万円、最後には2万円と下がってきてしまったのです。『これはどういうことでしょうか』と裁判官に問うと『それが裁判所からのメッセージです』と。つまり、そろそろ十分ではないでしょうかということらしいのです。それはぼくも感じていたことです」
「裁判所の対応にしても和解協議にしても、裁判官と1対1で話し合いました。最初裁判所の考え方を聞き、ぼくも言いたいことを言いました。お互いワイシャツ1枚になって「裁判長、いったいどう思いますか」と問うと「そりゃいけないね。けれども三浦さん、そろそろいいんじゃないの」なんてよく言われました。裁判所にしても、『これ以上メディアが負け続けるのがまずい』という考え方があったのではないでしょうか」
間違えを正さないマスコミ、報道被害からの名誉回復は困難
─裁判にそれだけ勝訴しても具体的な名誉の回復はおぼつかなくないか。
「そうでしょうね。例えば、当時、スポーツ紙全社がぼくに対しての1面全部の間違った記事がたくさんあって、それを1面トップの記事代で謝罪広告を載せるか、訂正記事を載せるかがこちらの希望でしたけど、現実にそんなことを行った新聞社はありません。最終的に謝罪記事が出ても手の平に載る程度の大きさの記事ですし、5年6年経過して載せたところで、記事そのものが忘れられてしまっているから、何の意味もありません。記事を全部載せて『これは間違いでした』といえば、かえって報道被害の拡散になってしまって逆効果ですし」
─訂正記事は数多く出たのか。
「『三浦原告、また勝訴』という記事は合わせて150件ほどになります。小さな記事ですと、多いときには週に5回くらい出たこともありました。朝日新聞のメディア欄では、三浦訴訟の特集記事を組んで乗せたこともありました。頭の悪いマスコミなんかは、『訴訟乱発』という記事を載せて、その記事をぼくは名誉毀損で訴えて、裁判所は、三浦原告の訴えはもっともだ、と判断したわけです。『乱発』というたった2文字の名誉毀損で、10万円くらいの賠償でした。ぼくをからかった記事を訴えた例ですけど」
−10万円しか取れないで、時間と労力をかけて割に合わなくないか。
「ロス疑惑というのは現実にマスコミが作り上げた幻の事件です。実際にこの事件の弁護料をすべて負担したのは賠償金なのです。弁護士がのべ10回以上米国に行きました。バスや車をチャーターしてあらゆる現場検証をする経費を含めて、1回弁護士が米国に行けば、500─600万円かかりました。それをまかなえたのは、マスコミから得た賠償金のおかげです。弁護士費用がまかなえたという事実もありますが、プラスマイナスを含めて、ぼくの心情を含めれば、やはり割は合わないですね」【つづく】
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1435586/detail?rd
ロス疑惑報道の95%はウソだ!三浦和義氏(5)
【PJニュース 10月12日】
非常識を超えたマスコミ取材、郵便物を勝手に開封、通行人に投石させる。
近所はマスコミが投げ捨てたゴミだらけ、取材で暴力をふるうことも。日本にいられない。
─マスコミの取材方法にマナーが感じられたか。
「ひどいマスコミになると、郵便物を取り出して勝手に開封したり、ゴミ袋を開けて何が入っているかを確認したり。酔っ払いが家の前に通ると『ここは三浦さんの家ですけど、国民として怒りを感じませんか』と炊きつけ、石を持たせたり、暴走族を家の前まで呼んで騒がせたり、記事になれば、絵になれば何でもありという状況でした」
「近所の道路はマスコミの連中が食べた後に出たゴミ袋やタバコの吸い殻が散乱していました。マスコミのハイヤーは、冬になると一晩中エンジンをかけて駐車していました。すぐ近くの産婦人科は患者がまったくいなくなってしまいました。患者さんに『三浦さんに対してどう思われますか』とカメラとマイクを向けるわけですから当たり前です」
─そのようなマスコミの中で、記者それぞれは。
「ぼくにだって言い分がありました『何をでたらめばかりやっているんだ』って。そういうことを話す場がほとんどなかったのです。なぜかというと50─100人の報道陣に取り囲まれて『あんたは国民に説明する義務がある』と問い詰められ、『そんな義務がどこにある。何にもしてない人間がなぜ国民に説明しなければならないのか。政治家でもあるまいし』と返答すると「てめえ、答えないのかバカヤロウ』と殴られたこともありました」
「3人だけ名刺を差し出し、取材を申し込んできた報道記者がおりました。その方たちには、丁重に家の中に通し、疑いのかかっている金銭問題を解消するために、銀行に連絡し口座のコピーを取らせる用意をお願いしたりもしました」
─訴訟においてマスコミとの和解というケースは。
「ひとつのケースですが、和解というのは裁判長の部屋に三浦が呼ばれ、次に日刊現代が呼ばれる。これを繰り返して、妥協点を見つけるわけです。ぼくが起こした訴訟では、ほとんど言ってよいほどぼくの意見が通りました。報道された記事がひどすぎたからです。裁判官も『三浦さんに理がある』と言って説得してくれたわけです」
「裁判長から和解が告げられ、日刊現代の弁護士と代表者が『三浦さんにたいへんご迷惑かけました』と深々と頭を下げたのです。他のケースでこれほど潔く、真摯に謝罪したマスコミ代表者と弁護士がいなかったものですから、思わず感動して『裁判長、今の一礼で100万円減額してください』と発言しました。裁判長がビックリして『三浦さん、すでに和解金は了承済みですから、減額する必要はないんじゃありませんか』なんてこともありました」
─マスコミに対して恨みとかは。
「日刊現代のケースは謝罪の姿がりっぱだった。ほとんどの他社はきちんと謝らなかったのです。お金にはそれほどこだわっていなかったものですから、それよりメディアがきちんと謝罪すべきことに対して、責任を取らないことに怒りを感じていました。きちんと謝罪さえすれば、こだわるつもりはなかった」
「マスコミが謝罪したことが、たとえ一般に伝わらないとしても、ぼくの無罪判決が出たときに『やっぱり三浦は無罪だった』ということで伝わりますから。ぼくは性格的にこだわらないほうです。マスコミと戦った。それで謝罪してきた。和解になった。それでいいと思いました」
─国外に一時行っていたが、原因はやはりマスコミか。
「ぼくらがロンドンに行ったのは、マスコミから逃げたのではなく、マスコミの暴力から避難したのです。これは明らかに物理的な暴力です。24時間うちの前に50─100台ぐらいのオートバイからハイヤーに至るまで待機していて、ぼくが外出すると、ヘリコプター3台が追っかけるといった状況でした。しかも、その状態が3カ月も4カ月も続きました」
「ぼくが肉屋に行ったり、魚屋に行ったりしても、50─100人くらいのマスコミが付いて来ました。『これではこの国に住めない』ということでロンドンに移りました。イギリスの生活をまかなったのは、現地で受けた取材費でした」【つづく】
パブリック・ジャーナリスト (PJ)コーディネーター 佐藤学【東京都】
この記事に関するお問い合わせ先:public-journalism@livedoor.net
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http://www.asyura2.com/0505/hihyo1/msg/584.html
投稿者 white 日時 2005 年 10 月 09 日 11:48:51: QYBiAyr6jr5Ac