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昨日、偶然、テレビ朝日かどこかのニュースで、料理研究家の藤野真紀子が臨時国会に出席せず、福岡市で行われるトークショーに出たことを報じていた。
ニュースでは続けて、選挙前から決まっていたこと、あくまでチャリティだったということを述べていた(と記憶している)。
国会中なのでいかがなものかというコメントもついていたような気がするが、それ以上の追求はなかった。
これを他のマスコミはどのように報じるのかと見ていたら、なんとテレビも全国紙もほとんど報道していない。
流されるのは、杉村太蔵の年金未納問題と、初登板、初質問となる二人の刺客議員の話題ばかりだ。
これはひどいなと思っていたら、「きっこの日記」で下記のような書き込みを見た。
(「お菓子の国のセレブ」http://www3.diary.ne.jp/user/338790/)
(以下引用)
‥‥そんなワケで、あまりにも自覚が足りない小泉チルドレンの面々だけど、選挙の時から、「政治と料理は同じです。」だとか、「私のように政治に関心の無い人たちと、ティーパーティーでもしながら、気楽に政治について語り合って行きたいと思います。」だとかの迷言を炸裂させてた料理研究家の藤野真紀子は、こともあろうに、昨日6日の「郵政民営化法案」の衆院本会議を欠席して、プライベートの「料理のトークショー」に出席してたって言うんだから、開いた口が塞がらない。
これは、福岡市で行なわれた「スイーツのある日々」と「きれいになるイタリア」って言う2本のトークショーなんだけど、藤野真紀子サイドは、このうちの1本、「スイーツのある日々」のほうがチャリティーであったことを強調した上で、「前から決まっていた話で変更できなかった」ってイイワケしてる。だけど、「きれいになるイタリア」のほうは、ちゃんとギャラの発生してるトークショーだ。そして、何よりも呆れるのは、これらは議員活動とはまったく関係無いどころか、国会の本会議をバックレて行ってるのに、往復の交通費が税金から支払われてるのだ。
藤野真紀子は、「(国会での)審議内容については、帰京して役所や他の議員から説明を受けます」って言ったそうだけど、国会議員の仕事が、他人からの伝聞で済むようなレベルのもんなら、あれだけの数の議員たちに莫大な税金を払う必要なんかまったく無いってことになる。国会を1日開催しただけで何億円もの税金が掛かるんだから、国会なんかやめちまって、2〜3人でテキトーに議論したことをあとから他の議員たちにファックスすればいいじゃん。この無責任極まりない藤野真紀子の態度に対して、「議員なのに国会に出ないのは無責任。甘く考えているのではないか」「安定多数で、民主党の法案説明は聞いてもしょうがないと思ったのか。議員報酬をもらっているのだから出席すべきだ」など、トークショーに参加した人たちからも疑問の声が相次いだのは当然だろう。
(引用終わり)
たぶん、民主党のマドンナ議員や辻本あたりがこのようなことをやったら、バッシングの嵐だろう。
しかし、TV局、大新聞は、どこに気兼ねしてか、あるいは二人の刺客議員の門出に似合わない話題と自己規制したのか、まったくのほおかむりをしているままだ。
藤野のトンマで国民を馬鹿にした行動を報道しない、このことだけを見れば些細なことと思う人もいるかもしれないが、逆のことをした敵対勢力に対しては集中砲火を浴びせるであろうことを考えると、空恐ろしいものを感じるのだ。