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(回答先: NHK「番組改変」報道、相応の根拠 本社第三者委 [朝日新聞] 投稿者 あっしら 日時 2005 年 10 月 01 日 00:42:32)
これは、朝日新聞が記者会見して明らかにしたもので、まず、朝日新聞が外部の識者による委員会に依頼して行った記事や取材方法の審議の結果が示されました。
このなかで、取材した記者が事実だと信じたことに相当な理由が認められるが、重要な点について詳細を確認する取材が行われておらず、取材が十分だったとはいえないと指摘されています。これについて、朝日新聞の秋山耿太郎社長は「取材が十分でなかったと厳しい指摘を受けた。特に、政治家がNHK幹部を呼び出したかや放送前に会ったかどうかについては具体的な事実が確認できず、記事に不確定な要素が含まれていることを深く反省している」と述べました。
しかし、記事の訂正については、識者の結論でも朝日新聞の判断を理解していただいたとして、訂正はしないとする考えを示しました。
一方、政治家とNHKの元幹部に対する朝日新聞の取材記録が流出し、月刊誌に掲載された問題では、どのように流出したかは解明できなかったとしていますが、管理責任を理由に、吉田慎一常務を編集担当からはずし、横井正彦社会部長を更迭する処分を決めました。秋山社長も役員報酬の一部を返上するとしています。
朝日新聞の会見について、NHKでは「朝日新聞に対しては、事実が違っていたことから記事の根拠と取材テープの公開などを求めてきました。しかし、きょうの会見はこうした私どもの求めとはほど遠いもので、報道機関として不誠実な対応だと言わざるをえず、記事を訂正しないことは納得できません。
NHKは『番組が政治的圧力で改変されたのではない』ということを、これまで編集過程の詳細を公開するなどして明らかにしてきました。
NHKとしては、朝日新聞の今後の報道姿勢や記事の表現などを見たうえで、対応したいと考えています」としています。
また、NHKの松尾武元放送総局長は「朝日新聞の取材の内容を確認するために、取材の原資料を取材を受けた当人である私に開示してくれるよう、あらためて強く求めます」と話しています。
一方、自民党の安倍幹事長代理は、NHKの取材に対し「朝日新聞は取材が不十分であったことを謝罪すべきだ。そもそもNHKの番組をめぐり『政治家の圧力で改変された』と報じた記事はまったくねつ造である。そのことについて反論できていない。むしろ、私たちの主張が裏付けられたと言っていい。一切、裏付けのないねつ造の記事だということが、明確になりつつある。朝日新聞は、謝罪をしないなら、報道機関としての立て直しはできないだろう。購読者の信頼回復もできないだろう」と述べました。
http://www3.nhk.or.jp/news/2005/09/30/d20050930000208.html