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朝日新聞は「社説」で郵政民営化を主張し、小泉首相の応援団をかって出ていたが、選挙結果をみて最近は、「マッチポンプ」よろしく火消しに大わらわ。本日の「天声人語」には笑ってしまう。
【天声人語】2005年09月26日(月曜日)付
http://www.asahi.com/paper/column.html
まさか。そう思って、2度、3度と検算してみた。やはり正しい。うーむ。考え込んでしまう。先日あった総選挙での300小選挙区の票数のことである。
自民、公明両党の候補者の得票数を合計すると、ざっと3350万票だった。一方の民主、共産、社民、複数の新党や無所属を全部合わせると3450万票を超えている。なんと、100万票も与党より多いではないか。
小泉首相は断言していた。「郵政民営化の是非を問う選挙だ」。そして、法案に反対した自民党議員の選挙区に「刺客」を送った。「民営化反対だけの候補者になったら有権者も困る。賛成の自民、公明どちらかの候補者を出さないと選択できない」という理屈だった。
まるで、小選挙区で民営化への白黒をつける国民投票を仕掛けたように見えた。ならば、この票数では民営化は否決されたことにな りはしないか。反論はあろう。無所属の中には民営化賛成もいたとか、比例区の得票数なら与党の方が多いとか。
でも与党の議席占有率ほど、民営化の民意が強くないのは確かだ。小選挙区制は死票が多いぶん、民意のわずかな違いが大きな議席の差を生み、政治を一気に動かしていく。12年前、カナダで約150あった与党の議席が2に激減した例もある。
とはいえ、民意を一方向に束ねたような今回の結果には改めて驚いた。きょう、小泉首相は所信表明演説で郵政民営化を熱く語るはずだ。そのとき、小選挙区への投票者の過半数が、必ずしも民営化に賛成ではなかったという事実は、頭の片隅にあるのだろうか。
参考 ■2005/09/19 (月) 前原代表の初仕事は全党員の覚醒剤反応検査。( 勝谷誠彦の××な日々。http://www.diary.ne.jp/user/31174/
5時起床。いつもまずチェックするNHKの5時半のニュースがやってなくて祝日だったと思い出す。もちろん私は関係なく8時から『情報ツウ』16時から『ムーブ!』合間の移動に空港ラウンジで『アサヒ芸能』書いて『ムーブ!』のあとは食べ物ロケです。でも祝日のオンエアはいつもは会社があって番組を見られない読者の方々がチャンネルをあわせることができる。よろしければ休日労働の私を見てやって下さい。この日記も今日は休日バージョンで天下大乱のためにしばらく触れなかった本の紹介などをしようとも思ったがまずは昨日の日記の補足。最後に触れた朝日新聞の前原評のくだりが舌足らずだったので。リンクしておいてあげないと朝日をとっていない人にはわからないものね。まずは社説。http://www.asahi.com/paper/editorial20050918.html。<民主党新代表/めざせ「日本のブレア」>。ですよ。どはははは。9条改正論者をここまで持ち上げないことには朝日新聞の読者層はもうなくなってしまうもんね。仰天するほど簡単に護憲戦線から退却した朝日の次のよりどころは靖国だけ。<首相の靖国神社参拝には明確に反対している前原氏である。自民党などに広がりつつある国家主義的な空気には断固として対抗してもらいたい>。靖国参拝を<国家主義的な空気>と言い切ってしまう軽率さとまだイデオロギーの夢に浸っている古さ。それを自覚していないところが朝日の哀しさだ。そのあたりまだ社説を書いている名取は意識して誤魔化そうとしているがこっちはもうただ混乱している馬鹿。天声人語。http://www.asahi.com/paper/column20050918.html。すっごいですね〜。一体何をこの人は言おうとしているんだろう。前原新代表の小学校の校歌に比叡山が出てくるというだけのつながりで無理やり信長を登場させての小泉評。書くなら総選挙前でしょうが。で、そっちでオトするかと思えば最後は実はこれは前原論だったという混乱。同じ日の一面に<読者交流シンポ>の告知が載っていたがテーマが<コラムを考える>。<コラムやエッセーの名人たちがその魅力と裏側を存分に語ります>。エッ?私には出演依頼がなかったけど…というのはおいておいて(爆笑)どういう名人がご出演かと思えば<天声人語前筆者・小池民男>。あの隠し録り奨励名取がっ!これは何をおいても10月15日の朝日ホールに行かなくては。とはいえ私は所用あり。どなたか行って報告して下さい。