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Re: 議論の優先順位について。
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投稿者 南青山 日時 2005 年 9 月 20 日 10:58:54: ahR4ulk6JJ6HU
 

(回答先: Re: 受け手の自立的コミュニケーション云々よりも朝から晩までメディアが小泉礼賛を繰り返したことが問題。 投稿者 南青山 日時 2005 年 9 月 20 日 07:47:03)

花将軍さん、どうもです。
たぶんデラシネさんが考えていることと同じ意見と思うので、小生の考えを述べさせていただます。

まず、小生の議論は「ソキウス」のデラシネさんの引用に問題があると感じたところから始まっている。
具体的には最後の箇所。

>受け手の自律的な反省的コミュニケーションが困難になっている。しかも、それは個々の送り手サイドも意図していない──つまり送り手さえもコントロールできない──形で生じているのだ。マス・コミュニケーションをもふくんだわたしたちのコミュニケーション総体のありようを見直すことが格別に必要なのはこのためである。

この文章の書き手は「受け手の自律的な反省的コミュニケーションが困難」な状況の生成が、「個々の送り手サイドも意図していない──つまり送り手さえもコントロールできない──形で生じている」と書いている。
しかし、今回の選挙戦で、マスメディアは明らかに「意図」的に番組を制作し、内容を「コントロール」していた(これは小生の政治信条的判断ではない)。
この点を批判しなければ、このような議論をいくら積み重ねても、現在の状況に対する批判としてはあまり意味がない、というのが小生の考えであり、現状についての批判なのだ。
いや、意味がある、という人がいてもいい。議論はそこから始まるだろう。
――と思っていたら、そうした場合の危険性について議論した箇所があったので、引用/紹介したわけだ。

花将軍さんのもう一つの議論は、デラシネさんの引用は阿修羅サイトに対する批判でもある、という点だろう。
阿修羅は、異なった意見を持つ人々を近づけさせないサイトになっている(なろうとしている)、それは阿修羅が批判するマスメディアの状況と同じではないか、という批判だ。
一部同感できるところもあるが、阿修羅はマスメディアではないし、反小泉を意図し、投稿内容をコントロールしているわけでもない(と思う、管理人さんがどう考えているのかはわからないが)。
一般論として多様性を内包させない公共空間の閉塞性について議論するのはいいが、それは「マスコミ批評」板でやることではないだろう。
優先順位として現状のマスコミ批判の方が急務である、というのが小生の問題提起である。
それに対して一般論で対抗しても意味がないと考える(一般論としてそのような議論をする場があっていいが、それでも具体論的な批判に対して答えるべきだろう)。
世の中全体が親小泉に傾く中で、このような反小泉に傾いたサイトがあってもいいと考えるし(将来どうなるかわからないが)、異論があれば、議論の場は開かれている(一部投稿者の良識を逸脱した投稿に対しては、当然批判も出ている)。そこで議論を戦わせるのが筋ではないだろうか。

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