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今月6日、解散回避を迫って首相公邸を訪れた森喜朗。あっさり小泉首相に反故にされ、握ったビール缶片手に報道陣にボヤく姿――あれが全部、「首相発案の芝居だった」と当の森本人が暴露したのだ。
きょう(23日)発売の週刊朝日で評論家の田原総一朗氏のインタビューに答えている。
「あの日は総理と相談したんだよ。『外に出てマスコミになんて言うかな』と言うと、(首相は)『怒って出てくれ』と」
「反対派のみなさんに、総理は『否決なら解散』という警鐘を打ち鳴らすというポーズが必要だったのです。だから握りつぶしたビール缶を持っていくよ、と」
何だか怪しいにおいがプンプンしていたが、とんだ茶番劇だったとは……。
★これも国民を馬鹿にした話だが、田舎芝居の絵を描いたのは小泉だというところまで含めてメディアはどこまで報道するだろうか。ここでもメディアの立ち位置が明らかになるだろう。
ところでこの暴露話で明らかになったことが二つある。一つは、小泉は、臭い芝居をうつことで反対派議員を転向させ、参院通過をねらっていたことだ。
もう一つは、森の発言が本当か、芝居か、当時も話題になり、森にはあのような芝居は(へたくそなので)できないし、性格的にも(単純なので)あのような芝居を考えられない、と自信を持って表明していた政治評論家が多数いたということだ。その場合、「森をよく知っているのだが」という枕詞が必ずついていた。政治評論家と称する人物の発言はあまり信じない方がいいということだ。