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□<エイズ対策>検査体制強化 厚労省が「予防指針」見直し [毎日新聞]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051105-00000059-mai-soci
<エイズ対策>検査体制強化 厚労省が「予防指針」見直し
厚生労働省はエイズ対策の基本となる「予防指針」を全面的に見直し、都道府県など自治体を予防対策の中心に位置づけて検査・相談体制の強化に取り組むことを決めた。来年4月に指針を改正し、都道府県に具体的な年間検査計画の策定などを要請する。エイズウイルス(HIV)感染者と患者が今年4月に累計1万人を突破するなど深刻な状況にある中、自治体の責任を明確化し、エイズ抑制強化に本格的に乗り出す。
厚労省エイズ動向委員会によると、昨年新たに報告された感染者と患者は計1165人で、84年の調査開始以来、初めて年間1000人を超えた。最近5年間では、20歳代以下の感染者が約35%、30歳代が約40%を占め、若い世代が目立つ。また、エイズは10年程度の潜伏期間があるにもかかわらず感染に気づかず、診断時に発症しているケースも約30%あるという。
一方、エイズは医療技術の発達で既に「一般的な病」となっており、早期発見、早期治療が重要になっている。このため、厚労省は検査・相談体制の強化のために、平日だけではなく、時間外や土日の検査、さらに結果が即日で分かる検査などの普及が急務と判断した。
しかし、厚労省によると、今年8月時点で、都道府県や政令市など保健所を設置する全127自治体の3割は、時間外(夜間)や休日、即日検査をいずれも実施していなかった。99年に作成された指針は、「検査を受ける機会の拡大も重要」との表現のみで、自治体の責任には触れていない。
このため、改正指針では、自治体が中心となって、検査・相談の利用機会の拡大に努めることを明記。厚労省は実施状況を評価し、結果を公表するなど積極的な取り組みを促す方針だ。【玉木達也】
(毎日新聞) - 11月5日15時10分更新
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