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2005年10月24日22時00分
香川県香川町浅野の公営老人ホーム「ひぐらし荘」(入所者144人、藤田孝園長)で病原性大腸菌O(オー)157の集団感染があり、24日までに80歳代の女性2人と90歳代の女性1人が死亡した。県東讃保健所が感染経路を調べている。
県薬務感染症対策課によると、22日に1人、23日に1人、24日に1人が死亡、うち2人からO157が検出された。ほかにも24日夕現在、入所者18人が症状を訴えており、70〜90歳代の女性8人と男性2人の計10人が入院中で、1人は危険な状態が続いているという。
同ホームによると、14、16日に1人ずつ、血便などの症状が出た。「この時点では感染症だとは分からなかった」という。17日に5人から症状が出たため集団感染と気づき、18日に保健所に報告した。
同施設では入所者のほか、在宅高齢者へも約90食の給食サービスをしているが、施設外で異常を訴えている人はいないという。藤田園長は「衛生には十分気をつけているつもりだったが、不十分なところがあったかもしれない。心からおわび申し上げたい」と話した。
http://www.asahi.com/national/update/1024/OSK200510240080.html
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