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(回答先: 「傷は消毒してはいけない」に反論 投稿者 町医者 日時 2005 年 10 月 15 日 21:47:43)
アンチガーゼ&消毒療法の一般認識としては、基本的には化膿してからの措置ではな
く、化膿する前、或いは化膿を予防する為の措置、というスタンスを取っていると思
います。
私も以前は、普通にやられていたように、すぐにマキロンやエタノールやオキシドール
などで(沁みるのを我慢して)消毒して、バンドエイドタイプの絆創膏を貼ったり、ガ
ーゼと油紙と包帯などで措置をしていたにも拘わらず、結局酷く化膿して膿が止まらな
くなってしまったことがほとんどでした。
しかし、上記にあげた方法をすぐにとるようになってからは、そういうことはなくな
りました。
膿はまだ出ていないが、多少赤く腫れて化膿しかかった段階で貼った時でも、
半日ほどで進行が止まり(腫れがひき)治癒したこともあります。
しかし私も、さすがにすぐに措置ができなくて出来る頃には完全に化膿が進んでしま
った傷には、洗浄したあと、アクリノールガーゼを張ったりする措置をとっています
(最近では、はがすときに張り付かず痛くないタイプのアクリノール絆も市販されて
います)。
これで、少し栄養をとるなどして抵抗力をつければ、数日で膿や腫れは止まりますが、
どうしてもやや痕は残ります(勿論、縫わなくてはならない程ひどい時には最寄の上
記療法をとっていない普通の外科にいってでも縫ってもらったりはするでしょうが、
その場合でも普通のガーゼのアクリノールをそのまま貼られるのは嫌なので、帰った
らすぐに張り付かないタイプのガーゼに自分で張り替えるでしょうし、化膿していな
ければ、多少遠方でも上記の治療法をとっている病院で措置をしなおしてもらうと
思います)。
夏井睦さんの、下記のサイトに、詳しいデータが多く載っています。
新しい創傷治療「消毒とガーゼ」の撲滅を目指して
http://www.wound-treatment.jp/
また、サイト内の創傷治癒関係のリンクにも色々
http://www.wound-treatment.jp/next/link.htm
また、これは古いデータだと思いますが、johnson&johnsonから出ているプラスターが
紹介されています。 http://www.wound-treatment.jp/title_hihukuzai.htm
最近は、傷の治癒用に特化した大小の製品も売られるようになっています(暫く前に、
発売早々相当売れて、生産が追いつかなくなっているというニュースがあったことも
記憶しています。つまり、かなり一般の認知度は進んでいると見ていいと思います。
また、やってみて論より証拠を実感した人も多いのでしょう)。
ちなみに、ご存知かと思いますが、この会社は、もともと普通のバンドエイドなどを
販売している会社です。
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