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10/12 夕刊
重大な交通労災事故防げ!!
過労運転 初調査へ
過労運転などによる重大な交通労災事故を防ぐ手だてを探ろうと、厚生労働省は初の実態調査に乗り出す。トラック運送事業者を対象に、ドライバーの疲労の蓄積や睡眠の状況のほか、睡眠時無呼吸症候群(SAS)など睡眠障害が運転に与える影響などを調査。事故に発展する危険性を分析し、調査結果を踏まえて、安全対策の指針をまとめた一九九四年のガイドラインの見直しも検討する。
調査では、長時間運転や深夜・早朝時の運転などドライバーの勤務実態を把握し、影響を分析することにしており、年内に有識者による委員会を発足させる。
トラック運転手の労働時間は、(1)一日の拘束時間を原則十三時間以内とする(2)一日の運転時間は九時間以内(週四十四時間以内)とする(3)連続の運転時間は四時間とし、三十分休憩する−などの基準が定められている。
ガイドラインは事業者にこの基準順守や、健康管理の指導を求めているが、荷降ろしや深夜・早朝勤務などによる過労が運転に及ぼす影響や危険性の把握については、点呼などで疲労の蓄積をチェックするだけとなっている。
過労や睡眠不足が原因の一つと考えられるトラックの事故は、▽三重県鈴鹿市の東名阪自動車道でトレーラーによる十一人死傷事故(二〇〇二年)▽横浜市青葉区の東名高速で、大型トラックの追突で三人が死亡した事故(昨年)−などがあり、一般ドライバーを巻き込み、重大な事故に発展するケースも目立つ。
同省研究班の昨年の調査では、肥満、重度無呼吸、昼間の眠気について一定の基準を満たした患者の12・5%が過去、重大事故を起こしていたことが判明している。
厚労省によると、昨年の交通労災事故の死者数は計四百六十二人で、労働災害全体の約三割を占めている。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sei/20051012/eve_____sei_____000.shtml
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