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キノコの一種アガリクスを含む特定の健康食品について「ガンに効く」などと書籍で広告したとして、警視庁生活環境課は5日、出版社「史輝出版」(東京・港)役員、木村真木容疑者(49)と健康食品販売会社「ミサワ化学」(同・新宿)社長、三沢豊容疑者(58)ら計6人を薬事法違反(承認前医薬品の広告など)の疑いで逮捕した。
健康食品の「バイブル本」を違法広告と見なし、出版関係者が逮捕されたのは初めて。同課は病気療養中の史輝出版社長(52)の責任も追及する方針。
調べによると、木村容疑者らは2001年12月から04年6月にかけて、「即効性アガリクスで末期ガン消滅!」など2冊の書籍を発行。「ガン抑止率100%」などと効能を記載して、アガリクス健康食品「即効性アガリクスS」の宣伝をした疑い。アガリクスの効能をうたえば、薬事法上は医薬品とみなされる。
調べに対し、木村容疑者は事実関係は認めているが、「薬事法に違反していると思わなかった」と供述しているという。 (12:17)
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20051005AT1G0501905102005.html
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