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(回答先: 【医者叩きだけじゃない!】軽い病気「患者負担を」公的医療保険に免責制度を検討(朝日) 投稿者 町医者 日時 2005 年 10 月 02 日 22:18:38)
小生は、「よく知らない」でお聞きしている者です。(^^;
トンチンカンなこと言い出すかもしれませんが、ご容赦を(^^;
日本ではどうも「入り口」のところで、うまい具合に「振り分け」が出来ていないように感じます。
緊急時を除いて病院に直行する前に、必ず自分が登録している地域のホームドクターの診察を受け、「病院に行く必要性」を判断してもらうと。
英国では、これが徹底されています。
なぜ日本で、これができないのでしょう?
思うのですが日本人って概ね、あるスペシャリストに対して「必要以上のもの」を要求してしまう傾向があると思いませんか?
お医者さんに対してもそうだし、これが最も甚だしいのは「学校の教師」に対して。
教師は本来「勉強を教える」ことが仕事なのに、親は自分らの当然の仕事たる「わが子へのしつけ」まで教師に要求してしまう。
そして、「しつけに関してはアマチュア」たる教師がトンチンカンな「しつけ」を施し、火に油を注ぐが如き結果をもたらす。
この例で言えば、不当な親からの要求に対し、教師(学校)側から「我々は勉強を教えるプロなんであって、しつけはあなた(親)が責任をもってやって下さい」と意思表示すべき。
これと同じことが、現代の日本の医療現場においても言える気がします。
例えば本人が自覚せぬ深い心の傷を抱えた人間が、その心の傷から派生する肉体的な不調(不定愁訴)を訴えて外科なり内科なり泌尿器科なりの医者を訪ねる。
「医者だったら原因はわかるだろう」というのが患者側の言い分ではあるが、ちょっと考えれば如何に馬鹿げた妄信であるかがわかる。
また医者もプライドがあるせいか、「わからない」とは言えず、ここに救いようのない“相互不信”が発生するし、時には命にかかわる事態すらをも招く。
このあたりは患者も理解しとかんといかんし、医者も認めんといかんことでしょう。
これは社会学的にも大きなテーマなので、問題提起してみました。
本当に必要なのは制度ではなく、我々の発想の転換なんでしょうね。
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