★阿修羅♪ > 不安と不健康10 > 461.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
ナノ粒子、脳や精巣に沈着 母体から移行、細胞異常も
ディーゼル排ガスを妊娠中に吸わせたマウスの胎児の脳や精巣組織に、排ガスに含まれる超微小粒子(ナノ粒子)が母体から移行して沈着、周囲の細胞に変性を起こしている可能性が高いことを、東京理科大の武田健教授らの共同研究グループが突き止めた。
研究グループは同教授のほか、栃木臨床病理研究所の菅又昌雄所長、奥羽大の押尾茂教授ら。21日、東京都内でのシンポジウムで結果を発表。「ナノテク産業が生み出すナノ粒子についても、生体内での挙動や影響などを詳しく調べる必要がある」と指摘した。
ナノ粒子の多様な機能が注目され、工業利用も進んでいる。一方で体内に入りやすく、沈着もしやすいため、生体への影響が大きいと懸念され、各国で毒性研究が進んでいる。ナノ粒子の胎児への移行を確認した例はこれまでなく、世界でも注目されそうだ。
(共同通信) - 9月21日18時4分更新
▲このページのTOPへ HOME > 不安と不健康10掲示板