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http://www.jc-press.com/bkmerumaga/bkmg0018.htm
揺らぐ花王「健康エコナ」
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◆厚生労働省審議会「花王のデータは不十分」と大腸ガン促進実験など要請
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「油に健康エコナを使用」と記載し花王が販売しているサラダ用調味料「健康
エコナマヨネーズタイプ」の特定保健用食品(トクホ)の承認審査にあたり、
厚生労働省の審議会がトクホとしての申請表示を許可しながら、主成分ジアシ
ルグリセロールについて「念のために」として発がん性に関する追加試験を同
社に求める結論を出していることがわかった。厚労省は、がん促進作用などの
追加試験を同社に要請、同社もこれを認めている。
厚労省審議会の結論については現在、食品安全委員会に意見具申が求められて
いるが、消費者団体はじめ、研究者の中には「安全性の実験データが不十分な
ままにトクホ承認されることはおかしい」とする意見が目立ちはじめた。
審議の際に参考人として意見陳述した疫学や毒性学の専門家は「花王が提出し
たデータは発ガンを促進させるという疑義に対し、それを否定するデータとし
ては極めて不十分」「(ジアシルグリセロールを低濃度だけではなく)高濃度
でも検討してみて、安全なレベルを明らかにすることが大切」としている。
厚労省は「追加試験はあくまでも念のために実施するもの。安全性データの積
み重ねになるはず」とするが、そうであるなら発ガン追加試験の結果が出るの
を待ってからトクホ承認しても遅くない」と消費者団体は批判する。
花王は、「特定保健用食品としては安全性・有効性に特段の支障はないことを
厚労省も認めている。発ガン性の恐れありという指摘ではない」と反論。同社
は追加試験にまだ着手していないが、マヨネーズタイプだけではなく大量に市
販されている「健康エコナ」そのものに波及する問題だけに、消費者団体はエ
コナ安全性問題の勃発に衝撃を受けている。
(ニッポン消費者新聞9月1日号で詳しく紹介しております)
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http://www.jc-press.com/news/200508/083001.htm
消費者最新ニュース8月
花王の「エコナ」成分、発ガン促進実験に公的機関が今年度から着手
発がんを促進させる作用(発ガンプロモーション作用)があることが示唆された花王の「エコナ」成分について追加試験が予定されているが、公的機関が今年度から取り組むことがわかった。これまで花王が実施した実験ではプロモーション作用を否定する結果が多かったが、今年春までに公的機関が実施した実験結果の中には「扁平上皮がんのプロモーション作用が示唆される」というものもある。今後さらに追加試験が取り組まれることになったが、特定保健用食品として販売されている食品について、一方では発ガン関連実験が実施されていることに消費者の不安感は高まっている(関連記事はニッポン消費者新聞9月1日号に掲載予定)。
(2005年8月29日発信)
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http://www.jc-press.com/news/200508/080502.htm
消費者最新ニュース8月
花王の食用油「エコナ」の成分、ラットの舌にガン促進作用を示唆=さらに実験を継続へ
花王の「エコナ」に含まれているジアシルグリセロールについて、オスのラットを使った実験で、「舌において扁平上皮ガンを促進させる作用」があることが示唆された。さらに実験は継続して実施される予定。2年前に同成分が含まれる「エコナ」関連商品が特定保健用食品として許可される際、ガン促進作用の可能性が指摘され、念のために追加実験を行うことが求められていた(関連記事はニッポン消費者新聞9月1日号に掲載予定)。
(2005年8月5日発信)
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