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再生治療で人工心臓不要に 埼玉医大病院 骨髄細胞移植し退院 世界初
埼玉医大病院(埼玉県毛呂山町)は二十七日、虚血性心筋症で補助人工心臓を装着した男性患者(61)に本人の骨髄細胞を心臓に移植する再生治療を行い、補助人工心臓を取り外すまでに回復したと発表した。同病院によると、世界でこの症例の報告はないという。患者は同日午前に退院した。
治療に当たったのは、同大心臓血管外科の許俊鋭教授らの医師グループ。男性は二月に急性心筋梗塞を発症。その後、多機能不全に陥ったため補助人工心臓と心筋に血液を送る冠動脈バイパス手術を実施した。
しかし回復がみられなかったため、五月に心臓再生治療に踏み切った。男性の腰骨から骨髄液を採取。遠心分離機にかけるなどして血管を作る細胞などを取り出し、カテーテルを通じて心臓に注入した。
同グループは、移植した細胞が新しい血管を作ったことなどが心臓の回復につながったとみている。男性は細胞治療の約一カ月半後には心臓機能などの改善がみられたため、補助人工心臓を取り外した。現在は室内で自転車をこぐまでに回復しているという。
人工心臓を装着した患者が長期的に生存するためには心臓移植しかないのが現状。しかしドナー(臓器提供者)は世界的に不足しており、国内でも心臓の臓器移植手術は限られている。男性は年齢や透析治療を受けているという理由で臓器移植の適用外だった。
許教授は「臓器移植を待つ人や条件的に移植が受けられない人の新たな治療の選択肢になれば」と話している。
男性は「新しい治療で同じ病に苦しむ多くの人が助かるようになればと祈っている」とコメントした。
(産経新聞) - 8月27日15時8分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050827-00000024-san-soci
是非、全国の医学部はこれに追随して欲しいものだ!
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