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神戸新聞 http://www.kobe-np.co.jp/
旧労働、文部省も放置 石綿被害、86年に確認 2005/08/06
神戸新聞 8月6日
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/00027106sg200509061000.shtml
旧労働省の付属研究機関などのグループが一九八六年に、アスベスト(石綿)工場周辺の居住歴があり中皮腫を発症した女性の肺からアスベストを検出し、学会で発表したにもかかわらず行政対応が取られなかった問題で、研究内容が旧労働省と旧文部省に報告されていたことが五日、分かった。
旧環境庁の監修本がこのケースを取り上げていたことも既に判明。国の研究機関から住民の被害情報が届きながら、同種事例の掘り起こしや注意喚起など対策を怠った行政の「不作為」が三省庁にまたがっていたことになり、国の責任があらためて問われそうだ。
旧労働省の「産業医学総合研究所」(現在は独立行政法人化)などのグループは八六年の日本産業衛生学会で、三十歳ごろから九年間にわたり工場周辺に住んだことがある大阪府の女性=当時(69)=の肺からアスベストを検出し「近隣暴露例と思われる」と発表した。周辺住民の健康被害症例は海外では報告が相次いでいたが、国内ではこれが初めての報告だったとみられる。
その後、産業医学総合研究所の「八六年度年報」に「(研究結果から)職業暴露以外のさまざまな暴露ケースが予想された」として記載され、八七年に旧労働省に届けられた。研究には旧文部省の科学研究費が使われたため、同省に対しても報告書が提出された。
当時、産業医学総合研究所に在籍し研究グループのメンバーだった神山宣彦東洋大教授は「女性は工場の密集地域に居住した経験があり、かなり高濃度暴露があったのでは、と考えた。職業暴露の機会がないケースで、極めて大事な症例と受け止めていた。国が報告をどう認識したのかは分からない」と話している。
厚生労働省は「研究所の年報は毎年届くが、担当者が中身をどこまで見ていたのか分からない。検証作業の中で明らかにしていく」とし、文部科学省は「報告書の所在確認を含め対応を検討したい」としている。
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>厚生労働省は「研究所の年報は毎年届くが、担当者が中身をどこまで見ていたのか分からない。検証作業の中で明らかにしていく」とし、文部科学省は「報告書の所在確認を含め対応を検討したい」としている。
税金でメシ食ってるやつらが一体どこを見ていたというのか?今でもおなじだが。
文科省などというところは古くから右派の巣窟といわれており、教科書改訂のことしか頭にない。アスベストが有害発ガン物質であるという認識は70年以前からあったんだよ。人命など二の次でいかに世論を右傾化させるか、これのみ。
労働省は、失業給付金をくすねて裏金つくり。なんに使ったの?兵庫は氷山の一角だ。建材業界からなんぼもろたんね?ここの関係をどうしても突き詰める必要あり。
公害としては水俣病を上回る規模となっているじゃないか。
ガンという意味では、深刻さは、白血球ガンを誘発しているチェルノブイリ級だ。こんなこと予測されていたはずなのに、なぜ禁止しなかったのか、まずはこういうお役人に、ニチアスで、その他暴露被害の現場で研修することをお勧めする。
なに、連合はアスベストにではなくアスベスト禁止に反対してた?わが耳疑ったよ。
それでもナショナルセンターかよ(ダラ幹が牛耳っている)?資本にべったりしていればダラ幹の地位は安泰、あとは議員になるこったって?
ま、類推するに、御用組合化していまや憲法改悪にも大賛成する翼賛センターになり下がったこともうなづける。
次々と大勢の人々が死に、ガンに苦しんでいる現実から乖離して、君が代歌え、国旗慶応しろって強要されてもね。
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