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ぜんそく調査、幼児5万人も対象に 環境省が範囲拡大
2005年07月16日19時20分
http://www.asahi.com/life/update/0716/007.html
環境省は06年度から、幼児5万人を対象に、気管支ぜんそくと自動車公害による大気汚染の因果関係を確認するための大規模調査を始める。今年度から小学生1万6000人の追跡調査に着手しているが、対象をさらに低年齢に広げる。
調査は、06年4月から07年度前半にかけて、1歳半健診を受ける幼児5万人に対し、家族などの協力を得て、幹線道路沿いに住んでいるかなど居住環境やぜんそく症状のほか、家族の喫煙、アレルギー歴、食べ物など生活状態を聞き取る。
07年度後半から08年度末にかけては、1歳児健診で対象となった5万人の中で、3歳時の健診までの間に新規発症した幼児1000人と、未発症の幼児1000人について、沿道居住の割合を調べる。
今年度からの小学生の追跡調査では、東京、千葉、川崎、名古屋、大阪、兵庫県尼崎市など11市区で、環境測定とともに5年間にわたって健康状態の変化を調べる。幼児の調査は、これらの地域が中心となるが、5万人に広げるため、ほかの地域も新たに加える。
同省のこれまでの調査によると、3〜6歳のぜんそく新規発症率は3.7%。今回の調査で、沿道に居住している幼児の発症の割合が、1.5倍に当たる約6%以上であれば、沿道居住と発症の因果関係が統計学的に確認できるという。
同省は、調査をもとに2010年からは発症児の居住・生活環境から、自動車公害による大気汚染が、ぜんそく症状に与える影響を評価する。
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