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放射線被ばく 低線量でも発がん危険
http://www.tokyo-np.co.jp/00/kok/20050701/mng_____kok_____003.shtml
【ワシントン=共同】放射線被ばくは低線量でも発がんリスクがあり、職業上の被ばく線量限度である五年間で百ミリシーベルトの被ばくでも約1%の人が放射線に起因するがんになるとの報告書を、米科学アカデミーが世界の最新データを基に三十日までにまとめた。報告書は「被ばくには、これ以下なら安全」と言える量はないと指摘。国際がん研究機関などが日本を含む十五カ国の原発作業員を対象にした調査でも、線量限度以内の低線量被ばくで、がん死の危険が高まることが判明した。
低線量被ばくの人体への影響をめぐっては「一定量までなら害はない」との主張や「ごく低線量の被ばくは免疫を強め、健康のためになる」との説もあった。報告書はこれらの説を否定、低線量でも発がんリスクはあると結論づけた。業務や病気の診断や治療で放射線を浴びる場合でも、被ばく量を低減する努力が求められそうだ。
米科学アカデミーは、従来被ばくの発がんリスクの調査に用いられてきた広島、長崎の被爆データに加え、医療目的で放射線照射を受けた患者のデータなどを総合し、低線量被ばくのリスクを見積もった。
それによると、百ミリシーベルトの被ばくで百人に一人の割合でがんを発症する危険が判明。この線量は、胸部エックス線検査なら千回分に相当するという。また、百ミリシーベルト以下でもリスクはあると指摘。十ミリシーベルトの被ばくになる全身のエックス線CTを受けると、千人に一人はがんになる、とした。
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