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(回答先: 新薬のモルモットにされるアフリカの人々 【 Le Monde diplomatique 訳・北浦春香 】 投稿者 愚民党 日時 2005 年 7 月 02 日 05:17:24)
ゲイツは言う「世界の最貧国の病気へと向けられる研究の僅かで小さなことと言ったらこれほど衝撃的なことはない」と。彼はこれらの病気への対策として世界的に行われている43のプロジェクトに2億4000万ポンドを寄付している[BBC]。こう言うと太っ腹なようにも思えるけど、彼のビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団の金は新薬の実験をアフリカでやっている会社にも出されているとル・モンド・ディプロマティークに報じられたように、結局は貧困に集っているだけじゃないかと思われてくる。こうした製薬業界にとってエイズの薬がマラリアに予防に効く[BBC]となれば病気の撲滅に繋がり喜ばしいと言うより、売る薬が減って儲けが減るのが悔しいのかも知れない。エイズ薬を行き渡らせるためには非ブランドの薬の普及が重要だが、それでも今年中に行き渡らせるのは難しい[reuter](或は[BBC]、[New Scientist])。非ブランド薬の多くはインドの会社が作っており、2003年にはインド政府は安価な薬の販売を後押しするとしていたが[BBC]、今年になりインド国会はインドの製薬会社が特許取得した対エイズ薬のコピーを禁止する法を可決したため[Guardian]、それらを主に使っているアフリカ諸国で安価なエイズ薬の入手に支障をきたす懸念が持たれている。
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